こんにちは。ゲーマーじゃないラクジョブスタッフ、平田です。
私はゲームがとんと駄目な人間でして、本当にゲームをやらないんです。
せいぜいやるのは音ゲー。コンシューマーゲームはクリアするものだと思っておらず、弊社代表に会って初めて「へぇゲームってエンドロールがあるんだ」とさえ思いました。ゲームアプリもそこまで得意ではありません。
・・・しかし、その私が、どうしてもどうしても遊んでしまう恐ろしいゲームがあります。仕事でと思って手を付けたのに、気がついたら24時間そのゲームを起ち上げっぱなしにしてスマホの充電を切らせるゲームが。それがカイロソフトのゲームです。
今回はカイロソフトさんから頼まれてもいないのに、カイロソフトゲームのレビューです。現在カイロソフトさんはラクジョブでプログラマーの募集をしていますが、していなかったとしてもゲームのレビューはしていたでしょう。この中毒性、恐ろしいゲームです。
今回ご紹介するゲームは「まんが一本道〆」! 最近iOS版が出た、昔からの人気作です。
カイロソフトのゲームは基本的にシミュレーションものです。「アニメスタジオ」「ゲーム開発会社」を舞台にしたゲームもある中、このゲームは漫画家をテーマに。プレイヤー自身が漫画家となって、自分が描くテーマや世界観を決めて持ち込みをしたり賞に応募したりします。上手く行けば連載を持って沢山の読者に読んでもらう事が出来ます。テーマは「不良」「モンスター」といった男性読者向けから「恋愛」「魔女っこ」といった女子向けまで色々。
漫画を描くためには「体力」と「知識」が必要。「体力」は寝たりアイテムを手に入れることで回復します。これを無視して仕事を質づけると・・・入院します。連載中でも容赦なく入院。バクマン。もかくやと思わせるリアル描写ですね。頭にまで包帯を巻いている・・・何をしたんだ。
「知識」も漫画を書く度に減って行くので、どこかで補充する必要があります。家の中でも少しずつ溜められますが、一気に手に入れるためには外出が一番。外出のためにはお金が必要なので、幾ばくか用意しましょう。ファミレス行くのに120万円もかかるというブルジョワな世界ですが、毎週の原稿料だけで300万とか400万とか貰えるのでけっこう余裕です。
この「体力」「知識」「作品クオリティ」「〆切り」という4つの要素を過不足無く満たすのが、簡単そうでなかなかやりこみがいがあります。カイロソフトゲーム中毒になるのもそれが理由で、「18週の連載か・・・18回も連載を繰り返すのは冗長だな」と思いがちですが、その間に人気が上下したり連載終了の危機に陥ったり、時にはインタビューされたりアニメにしてもらえたりと、悲喜こもごも繰り返されるために良い意味で心が安まりません。
他にも、連載を長く続けると賞がもらえたり、年間売上に応じて賞が貰えたり、出版社から「先生のお陰で雑誌の部数が伸びました!」と褒めて貰えたり良い感じにこちらの心をくすぐる作りがまた憎い。こういった「ゲームを続けたくなるモチベーション作り」は本当にバランスが良いと思うのですが、それだけでなくカイロソフトならではの「丁寧なキャラクターの動き」も癖になります。アシスタント雇って部屋にTVゲームを設置すると、勝手にアシスタントがゲームで遊んでたりしますからね。。こういう細かさは正にゲームへの愛だと感じます。
カイロソフト「まんが一本道〆」は、AndroidでもiPhoneでも遊べます。購入は有料ですが、アプリ内課金は一切ゼロ(だからハマるんだけど)。いわゆる昔ながらのゲーム会社が、面白いゲーム作りにこだわり続けて作った作品です。
こういった作品が世界的にも認められ、アメリカGDCで「ベスト携帯ゲーム」部門最終選考にまで残った実力を持つカイロソフト。若手が多い社内は遊び心に溢れていて、Google本社もかくやと思わせるものです。現在はゲームプログラマーの募集を行っているので、ぜひ1つでもカイロソフトのゲームに触れてみて面白いと思った人は応募してみてくださいね!
自社サイトのカイロソフト採用ゲームも遊び甲斐があります。