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2016.06.11 アニメゲームマンガ求職者向け Facebookで幸福度が下がる? SNSを利用する上では「目的」と「目標」をはっきりさせよう

Happy young people having a business meeting幸福とは何かを考えたことはありますか

いきなりですが、皆さんは「自分にとって何が幸せなのか」ということについて考えたことはありますか?自分が「幸せだな」と思う時はどんなときなのか、振り返ってみたことがありますか?すこし胡散臭い始まり方をしてしまいましたが、今回はこの「自分にとっての幸福を考える」ということは、とても大事なことだと思えるようなニュースを取り上げてみたいと思います。

「自分の幸福についてしっかり考えている人」と「自分の幸福についてさほど考えていない人」の違いは何でしょうか。それは、「自分の人生にとって何が大切なのか」ということを考えたことがあるのか、否かという点でしょう。IT技術の進歩によって、我々はいつでもどこでも情報を入手することができる世界に生きており、それらが無かった時代と比べ、多くの情報を受け取ることができます。しかし印刷技術が進歩し学問の革命が起きたルネッサンス期以降、情報量は膨大になり、個人の力で情報を裁くことは困難になりました。そこで我々は情報の取捨選択をせまられるわけです。もはやすべての知識を備えていることが良いことではなく、自分の人生というものを考えて知識を蓄え力を身につけ人の役に立つ人が重宝される時代になっています。ここで先ほどの問題、「自分の幸福についてしっかり考え、人生にとって何が大切なのか」ということについて考えられていない人は、考えている人と比べて不利になってしまうとは思えませんか?

2016-05-23 9.23.20SNSが幸福度を下げる

Forbs japanは2016年5月22日付けの記事で、『フェイスブックは「人生の幸福度を下げる」 米研究結果』という記事をアップしています。我々が普段何気なく利用しているFacebookですが、これが我々の幸福、幸せを感じることにどのように関係しているのでしょうか。

(引用開始)

アンケートの結果、SNSの利用時間は1日平均61分で、利用回数(複数のSNS)は週平均30回だった。注目すべきは対象者の4分の1以上が、うつ病になる可能性が高いとされたことだ。SNSの利用頻度が低い人と比べ、頻度が高い人がうつ病になるリスクは2.7倍だ。また、利用時間が短い人と比べ、1日中SNSを利用していると答えた人は、うつ病になるリスクが1.7倍だった。論文の筆頭著者、Luiyi Linによれば、うつ病の人がSNSで喪失感を埋めている可能性もあるが、それがSNSのさらなる利用を促進し、依存症を発生させているという。

SNSが何故うつ病を引き起こすのか。同論文は「SNS上で友人らの投稿を目にすることで、自分以外の人たちは幸せで充実した人生を送っているという歪んだ認識と、うらやむ気持ちが生じる」と指摘している。SNS上で傍観者でいると、自分は時間を無駄にしていると感じるようになる。その結果、うつ病になる。

今回の研究の目的のひとつは、医師がうつ病患者を診察する際、SNSの利用についても尋ねることを促すことだ。また、この調査結果は公共の保健機関のSNSへの取り組みに影響を与えるかもしれない。

(引用終わり)

https://forbesjapan.com/articles/detail/12235

FacebookなどのSNSが人の幸福度を下げる理由、それは「SNS上で友人らの投稿を目にすることで、自分以外の人たちは幸せで充実した人生を送っている」と思ってしまうことというのが、Forbsの取り上げた論文の主たる理由であり、精神病患者を診断する際の指標として、SNS利用の有無を訪ねることを呼びかけていくことが目的のひとつだとされていますが、これはそもそもの話、「これが幸福である」という価値基準が自分の中で確立されていないからこそ生じるものではないでしょうか。友人達がBBQをしている写真をアップロードしたり、交際相手と一緒に写っている写真だったり、事業に成功していることを報告する文章だったりを羨ましいと思うか、そう思わないかは「あなたの中の幸福とは何か?」がハッキリしていれば、見え方が変わってくるはずです。よく「リア充」という言葉が使われていますが、漠然としていると思ったことはありませんか?人生が充実しているかしていないかというのは、k極論を言ってしまえばその人個人の問題のはずなのに、漠然とした「生活が充実している」というイメージを持ってしまっているせいで、その人たちに対して歪んだ僻みを持ってしまうのです。

目的を持ってSNSを使う

自分にとっての幸せというものを考えることというのは、意外と難しいものです。「仕事が休みの日は幸せだ!」と思っていても、「お金がないのは不幸せだ!」となってしまえば整合性が取れなくなってくるからです。自分の欲求がバランスのとれたものではない場合、その煩悩に突き動かされ、その通りに従ったとしてもどこかで綻びが出てきてしまいます。これをまとめるには、「自分のやりたいことは何か」とか「自分の目標はどういうことか」ということをはっきりさせる必要が出てきます。ちなみに、「自分のやりたいことは何か」という問題だって設定するのに相当時間が必要です。それでも日頃SNSを使う場面というのは出てくると思います。悠長にしている間に友人からの「リア充攻撃」を受けてしまう恐れがあります。

そうならないためには、SNSの利用目的をはっきりさせてしまうのが一番です。そしてそのためには、「何故SNSを使うのか?」という問いかけを自分にしなければいけません。友人とのやりとりに利用する人が殆どだと思いますが、では何故友人とのやりとりが必要なのでしょうか。どういうやりとりをSNSでとっていきたいのですか?何てことのない情報発信に使うためでもいいかもしれませんが、それでは「リア充」たちと同じですし、何てことない情報しか発信しない人であると無意識的に思われている可能性があるということもゼロではないのではないでしょうか。アニメゲームマンガクリエイターであれば、SNSの利用は「自分の作品を広めるため」という目的意識で利用し、それ以外であれば「自分の作品に興味のある人や、自分が交流したい人と交流するためのツールだ」としてしまえば良いのです。SNSにはユーザー個別に非表示機能やブロック機能が存在します。気に入らないものがあれば非表示にしてしまっても良いのです。逆にその機能があるからこそ、ある程度自由な情報発信が担保されています。サービスを使うのであれば機能を知っておく必要があります。取扱説明書を読んでいないのに「俺はなんてダメなんだ」と落ち込んでいるのと変わりません。

Happy teenager jumping with colorful ink splatter on urban background自分にとって幸せとは何か

自分にとって幸せとは何かということについて考え、本当にやりたいことが目標として定まると、その目標を達成するための行動とは何なのかということが考えられるようになってくるでしょう。すると、もっと割り切ってSNSを利用することができるはずです。「自分のブランディングのため」「作品の宣伝のため」「ファンからの意見収集のため」などなど、SNSは上手に利用すると自分の目標を達成するのに有効なツールになります。幸福度が落ちるというニュースを読んで、「ああ、その通りかもしれない」という風に思っている人は要注意です。「リア充」だとか、他人の人生の充実度の漠然とした評価基準も捨ててしまいましょう。充実しているかしていないかというのは、結局のところその本人しか分かりません。だからと言って、じゃあ他人の幸せのために行動しても無駄ですと言いたいわでもありません。他人の人生で何が重要なのかを考えそのために行動することは良い事だとは思います。でもそれを最終的に決めるのは、人間個人個人なのです。ですから幸福もそうですし、ありとあらゆる認識はすべて自分でしか感じ取る事ができないのですから、他人から刷り込まれた評価基準よりも、自分でその評価基準を作ってしまいましょう。そうすると、何が必要でどういう行動をとったほうが良いのかとか、見るものに対して、これは私にとって必要か、否かというのが分かるようになってくるはずです。

記事を読んでいただきありがとうございました。

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