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2016.04.30 アニメゲーム 就職活動 志望理由は嘘で良い?受かるエントリーシートの鍵は採用側、人事ノウハウ本にあり

20160412-6ES作成に追われる日々

2017年卒の大学生による就職活動はピークを迎えています。今年は選考開始解禁が前年よりも2ヶ月前倒しになり、4年生の早い段階から忙しい就職活動を余儀なくされている学生が多い様です。第一志望の企業に内定をもらえるまでにも、学生の皆さんはエントリーシートを大量に用意し、興味のある様々な企業に送るための準備をしていると思います。その中で皆さんの悩みどころは志望理由や自己PRです。就職活動塾など、学生や転職活動をしている人を応援するサービスなどの存在もメジャーになってきましたし、エントリーシート作成のコツなどは様々な意見があると思います。特に志望動機に関しては意見が分かれており、重要視する作り方を教える場所や、それほど重要ではなく他の箇所でアピールすべきだとするところもあります。志望動機記入で悩んでいる方々はどういう理由でお悩みでしょうか。業界への知識が足り無い?嘘をついているようで心が痛む?そういう方は是非、「採用側の視点に立って志望動機を聞く理由」や「そもそも志望動機を聞く意義とは」ということを考えてみてください。

20160412-8志望理由を書くときにありがちなこと

志望動機はES作成や履歴書作成の中で最も時間を取られる部分であると思います。就職活動開始時に特にやりたいことなどないのだけれど、このままフリーターになるのは嫌だなという漠然な理由で就活をされている方もいると思います。明確な志望理由がない場合、果たしてその人はどのように就職活動を進めればいいのでしょうか。第一志望の企業に落ちてしまった人にも同じことが言えますよね。

就職活動で大事になるのは、その業界に興味があろうがなかろうが、業界の動向や企業の情報収集といえるでしょう。志望動機が思いつか無い理由の一つとして、面白そうな部分が見つから無いということもあると思います。運が良ければ志望先の情報を知っていくうちに興味関心のあるものが見つかるかもしれませんので、そこをとっかかりにかける人はいいですが、多くの場合は「面白そうだけど別に第一志望じゃないしな」と思ってしまうのでは無いでしょうか。

shutterstock_271332755-330x220採用側の視点とは

はっきり申し上げるなら、採用側はそんな就活生の心などお見通しです。企業によっても様々ですが、書類選考の段階ではある程度の理由と誤字脱字が無いかという判断基準でしか志望理由を見る基準が無いという企業もいるくらいです。ラクジョブを運営しているビ・ハイアも大手就活サイトで自社スタッフ募集をかけ、何千という応募が来ましたが、社長が履歴書のどこをみていたかというと、名前、住所、学校くらいです。本当にたまに「こいつはやばいからやめておこう」という人がいるだけで、似たような志望理由ばかりが来ていたりするので同じように見えてくるのだと言います。煩わしいのでビ・ハイアでは履歴書やESによる採用をやめ、自社サイトのメールフォームから応募し、メールで数回やりとり、面接数回、インターンなどの職場体験、試用期間を経て採用という方法を取っています。

要するに何が言いたいかというと、採用側からすると「志望動機」は建前だということは百も承知な訳です。100パーセント正直な志望動機の方が珍しいと思いませんか?「御社の事業のここに惹かれました」「御社が第一志望です」ということも、噓だとしても堂々と言ってしまって良いのです。むしろ噓がばれ無いかと戦々恐々担ってしまっている方が噓っぽくなりますし、この人は自信なさげに話す人だなと思われていまいます。

suspicious secretary did found something on her l経営者、採用の視点を持とう

では採用担当者はどのようなところを見ているのでしょうか。それは企業によって様々なので、無責任に新人社会人の私が言えるようなことではありません。ですが、その答えをある程度知ることができる方法があります。それは、「採用ノウハウ本」や「人事ノウハウ本」「良い社長になるには」「◯◯経営戦略」といった、「人事担当者や経営者が読んでいそうな本」を読むことです。面接必勝本を読むのも無駄ではありませんが、そこに書いていあることを全部鵜呑みにしたり、志望動機の例文を参考にするのは手段としては微妙です。そうした本は負担や不安をより軽減させようという目的で書かれているものが殆どですから、面接を受ける候補者の視点から出ることができません。

試験勉強をするときに問題集の応用編を捨てて面接に挑むようなものです。基礎をしっかり磨き上げれば受かる可能性もありますが、応用編にまで手を伸ばし、木を見て森を見ずの状態にしないようにしなければなりません。就職活動も同じです。就活必勝本などからは面接における最低限のマナー、言葉の使い方、情報収集テクニックなどが役立つ知識として手に入りますが、それらは全て準備運動にすぎません。「相手はどのような情報を知りたがっているのか」ということと、「採用する側もトライアンドエラーでミスマッチを減らそうと努力をしている成長途中の人たちである」という視点を持つことは重要です。コンピテンシー採用などを取り組んでいる企業は、学生時代に何をしたかということを具体的に聞いてくることがありますから、志望動機に関しては大して悩まずにパパッと作り、学生時代や前職における経験をどのように具体的に、魅力的に説明できるかということが求められるでしょう。何かに打ち込んだことがある人は、勉強でなくとも深く掘り下げることによってアピールポイントをいくつも作ることができると思います。

就職活動これからが大変ですが、ぜひ頑張って乗り切ってください!

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