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2016.04.16 ​ マンガ イラスト クリエイター向け 天才は1万時間以上の鍛錬をしている 現状に上手に不満を持とう

生まれながらの天才はいない?

皆さんはご自身の腕前に、正しい不満の持ち方ができているでしょうか。将来クリエイターとして働きたいという方や、今現在クリエイターだけど自分の力に自信が持て無い、このままじゃだめだと思っている方、練習していても、まったく上達しない!という方へ向けて、ビ・ハイア新人山崎が書いた記事です。「新米のお前に言われても説得力に欠けるぞ!」はい、ごもっともでございます。しかし私も社会人、ビジネスマン、そして趣味である音楽制作というこの3つに対して、猛烈に不満を抱いております。怒られた時やうまく音楽が作れ無い時、「俺やっぱ向いて無いのかな」とか「音楽の才能ないのかな」という風に思うことがあります。しかし人は才能を「持った状態」で生まれてくるわけではありません。今活躍しているクリエイターやスポーツ選手などの過去を紐解けば、その裏には血の滲むような「修行」とも呼べる努力があることが分かります。マルコム・グラッドウェル著『天才! 成功する人々の法則』は、是非自信のないクリエイターの方々に読んでいただきたい著作です。

2016-04-14 11.52.12天才と評価される人たちの練習時間

著者の精神論だけで展開する啓発本とは違い、本書は「天才と評される人物の練習時間(本番なども含む)」に焦点を当ててリサーチをかけた結果、「天才だと言われている人は少なくとも1万時間以上はそのことに取り組んでいる」ということが判明し、それを軸に議論が展開されていきます。日本人のプロゲーマー梅原選手も自著の中で、
「俺は部活もしなければ勉強もしない、代わりにゲームをしている。それならば他の人間が部活や勉強に注いでいるのと同じくらい、いいや、それ以上のやる気と情熱を持ってゲームに向き合わないと、あまりにも格好悪いじゃないか」。対戦相手が10時間やるなら、僕は30時間やる。相手が100時間やるなら、300時間だってやり続けてやる。そんな覚悟だった。」(梅原大吾『勝ち続ける意志力』より)
と書かれています。有名なイラストレーターや漫画家などのインタビューなどを読むと、上達には「とにかく書くことが大事」だと答える方々が多いようです。ブラックジャックによろしくで著名な佐藤秀峰さんのツイッターにも、漫画家になかなかなれ無い人へ向けてのアドバイスとして、「とにかく書きなさいよ」と発言しています。

(画像はTogetterより) https://togetter.com/li/298110


20160412-2下手な自分を嘆くだけ嘆いても上達しない

自分は才能が無いのだ、やっぱりクリエイターには向いてい無いのだ、と思い悩むということは、「では現在の自分をどうするか?」ということについて考えることを放棄していることと同じです。考えてみてください。しっかりとした目的を持って1万時間練習すればプロ並みの腕前になれるのです。クリティカルエイジなど、若年層のうちからトレーニングを積んでいる方が良いとされることが一般的ですが、普通の人であったとしても1日3時間の練習を10年弱続ければ、誰だってプロ並みの技術を持てるとは思いませんか?ということで、現状を変える必要があります。いきなり3時間取り組むのは苦しいと思ってしまう方は、漫画家の江口寿史さんの5分スケッチなどを実践してみるというわずかなことから始めることをおすすめします。とにかく行動なのです。

20160412-4不満を持つなら現状から外れた不満を持つ

どのレベルのクリエイターになりたいかによって、常日頃の練習時間が変わってきます。仕事も同じで、どのような人物になりたいかということを先に決めなければ達人にはなれません。クリエイターにまだ慣れていないアマチュアの方、プロだけれども自分の腕に不満を持っているクリエイターの方は、自分の力を上げたい場合は、まずゴールとなる自分の姿を想像するところから始めてみてください。その自分から今現在の自分をみたとき、どのような行動を取っていれば良いかということを分析してみてください。その際の指標として、「天才には1万時間以上必要」という視点を織り交ぜてみてください。

 

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