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2016.04.04 就活につかえる「すごい人になりきる」というセルフコーチング術

就活、大変ですよね

こんにちは!大学を卒業してもなお、絶賛就活中の山崎です。就活を取り巻く環境は変化があれども、大学生の就職活動は相変わらず学生に息つく暇を与えてくれません。3年生にもなれば真面目に就活について考えている人がちらほら。そして4年生になるといよいよ本番。決まればいいけど決まらなかったら就職先も決まらないし、卒業論文だって完成できない!美術大学の方々であれば卒業制作という論文とは違った体力を使う環境ですから、心も体も疲れてしまいますよね。
今回は就活を控えた大学生、および未だにしっかり就職先が決まっていない方々へ向けて役に立つかもしれない「すごい人になりきる」というメンタルテクニックをご紹介したいと思います。ちょっと胡散臭く見えるかもしれませんが、心も体も楽な状態で、自分の目標に近づけますよ!

shutterstock_188445449先にゴールを決めよう

コーチング大家のルー・タイス派の考え方を参考に話を進めます。タイス・コーチングでは「ゴール設定」が非常に重要です。ゴールとはコーチングという文脈では、「将来こうありたい」という自分のイメージです。これを持っているかいないかで、その後のモチベーションに大きく影響します。ちなみにこのゴールは「現状では達成できないようなもの」であればあるほど望ましいとされているので、恥ずかしがらずに「日本一のプロアニメーターになる」とか、「声優業界を代表する大物になる」という夢を持っていただいて全然構わないそうです。もちろん、自分の世界観や価値観、やりたいことに合致したものでなければいけません。ぜひご自身で考えてみてください。

shutterstock_178291424ゴールから逆算して、現状の自分を見る

到底叶いそうにないゴールを設定したら、今度はそのゴールを達成している自分を思い描き、まるでその人になった気分になってみましょう。理想の自分に思いっきり「なりきる」のです。いい気持ちがしますね。その意識状態を維持したまま、現状の自分を見てみてください。すると、「俺は日本一のプロアニメーターなのに、作品すらろくに作れていないのはおかしい!」とか「声優業界を代表する大物なのに、こんな状態ではダメだ!」という意識が湧いてきませんか?言ってしまえばこのとき、「いやいや当たり前でしょ。普段から頑張っていないんだし」とか、「私には無理だし」ということも思ってはダメ。なりきれている場合、自分の能力に対する自己評価はすでに理想の自分なわけですから、そういうことを思ってしまっては「なりきる」ことができていません。
これは認知不協和という現象です。人間の認識は、複数の要素の間に不協和が存在する場合、一方の要素を変化させることによって不協和状態を緩和、あるいは取り除こうとします。このときに「理想の自分」と「現状の自分」のせめぎ合いになるわけですが、「理想の自分」になりきっていればなりきっているほど、認知的不協和を無くそうとするとき、無意識は「理想の自分」方向にシフトしていくのです。つまり「現状の自分」に対する認識に変化が起きます。

Strong Superhero Businessman Transforming目指せスーパー大学生

仮に「就職に成功したい」という暫定的なゴールを設定したとするなら、思い描かれる自分は「どこを受けても内定をもらえるスーパー大学生」という具合になるはずです。ここになりきってしまえば、「就活について、何をすればいいかわからない!」と思っている人であったとしても、1ヶ月後にはものすごい内容のエントリーシートを書き、決算書もある程度読めるようになっていて、志望先の業界や市場の動向をくまなくチェックし…という行動を取るようになると思います。少なくとも、「何をすればいいかわからん」という状態からは「脱却しなきゃ!」という思いが湧いてくるので、途方に暮れている方や就活にやる気がない方はぜひ今からでもやってみてください。

ビジネスマン同士の握手採用後にも使えます

さて、晴れて4月から新入社員になれたあなた。就職活動は終了しましたが、今度は社会人というとても厳しい環境下で、尚且つ労働をし、社会や他人に価値を提供しなければならない立場になります。学生のうちは自分の単位のことや就活のことを気にかけていればよかったですが、今度はそうは問屋が卸さないのです。現在新人山崎は身をもってその厳しさを実感していますが、ここで先ほどの「理想の人になりきる」というテクニックが使えるな、と思いました。
「なりきる」というテクニックは、自分が心地よいと思う意識状態を変化させるということでもあります。心地よいと思う意識状態でないと、冷静な判断ができなかったり、緊張で足がすくんだりしてしまいます。もし完全になりきっているのではれば、そうしたことも少なくなると思いますので、「面接で緊張する」というコンプレックスをもっている方もなりきっちゃいましょう。
すごい役者さんは登場人物になりきるために絶食をしたり、頬が痩けた役が当てられた時に奥歯を全て抜いたりするという方もいらっしゃるようです。「何もそこまで!」と思われるかもしれません。奥歯を抜け!とまでは言いませんが、来年春から「スーパー社会人」になる「スーパー大学生」になりきって、ストレスフリーかつ有意義な就活ができることを祈っております。

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