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2016.04.04 ゲーム業界 ニュース 「ファイナルファンタジー」の最新作が9月に発売 ストーリーや世界観はどうなっているのか

title_logo_large15作目のFFにして、新しい挑戦

日本のRPGの金字塔、「ファイナルファンタジー」の最新作「ファイナルファンタジー15」が、9月30日に発売になることが決定しました。前作の「ファイナルファンタジー14」(2010年)から丁度6年を経ての新作です。前作はオンラインゲームでしたが、今作はにオンライン機能は実装されず、美麗なグラフィックと重厚なストーリーというFFの伝統に連なるRPGゲームになると言われています。

ファイナファンタジーといえば「ドラクエ」と並ぶ日本のRPGの代表作ですが、今作のリリースが発表されたのはアメリカ・ロサンゼルスにおいてでした。スマホゲームに押されコンシューマが低調である日本ではなく市場スケールの大きい米国に軸足を置きマーケティングを展開して行くという作戦が見て取れます。今作のディレクター田畑さんは、「GTAなどのAAA(トリプルエー)タイトルに匹敵するような作品にしたい」とインタビューで語っており、日本というローカルな市場で通用するゲームではなく、全世界で通用するタイトルに育てようという意欲作です。田畑ディレクターは売上目標本数として1,000万本を掲げており、FFという器をより大きくしようとしています。

fg開発チームを作るために、組織改革も行った

そんな挑戦的な本作ですが、開発するにあたり、田畑さんは開発をするチームの体制作りから一新したといいます。それまでの開発チームはS.希有ション事の分業が進み、一人一人のクリエイターが徹底的に品質を高め、最後に各パーツを足し合わせるというスタイルをとっていました。しかし今作ではこうした体制を解体し、会社の組織を全てなくしたといいます。組織全体が1つのチームとして横に繋がり、より柔軟に状況に対応出来る体制を作ったのだとか。組織の改変に
合わせてあらゆる業務のフローや社員の就業形態に至るまでを作り直し、「FFらしさ」のもととなる開発の根幹をも見直すところから本作はスタートしました。

mbFFらしさ、FFらしく無さのバランスはいかに

こうした改革の成果あって、今作は確かに今までのFFとはあらゆる点で一線を画しています。キャラクターや物語舞台のデザインは非常に現代的で、まるでハリウッド映画のように写実的です。中世ヨーロッパのようなファンタジックな世界の「FF9」や、幻想的で異国情緒溢れるステージが連なっていた「FF10」などが私にとってのFFだったのですが、今作には高層ビルや自動車やハイウェイが登場します。

トレイラーを見る限り、バトルシーンは非常にアクション性が強く、エンカウント性ではなくフィールドバトルになっています。ただ、敵モンスターの造形には「FFらしさ」が感じられますし、おなじみのチョコボも登場します。今までにない要素も含みつつ、FFの続編とも感じられるような仕掛けが他にもあるのでしょうか?

様々な点でスケールアップを感じさせられる本作ですが、まだCM放映もされておらず、全貌は未だに分からない状況です。インターネット上での反応には、今作の為にPS4を解体、FFの最新作が待ち遠しかった、という声もある一方で、「あまりFFらしさを感じない」「他のゲームのようになってしまった」と複雑な心境のファンもあるようです。長年にわたって作り上げてきたFFらしさがあるからこその反応だとは思いますが、今でもまだ、敢えてそうしたFFらしさを作り替え、乗り越えていくところは流石だと私は思います。とにもかくにも、遊んで見ないことには真の魅力はわかりません。リリースまであと4ヶ月程度ありますが、ファンの方は首を長くして待ちましょう!

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