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2016.03.30 アニメゲーム漫画業界に新卒で入るなら今年がチャンスなのか? 日経新聞の「有効求人倍率」についてのニュースから

nk例年に無く高い有効求人倍率

記事を読んでいただき有り難うございます。今回の記事は、新卒の方に向けて書いています。いよいよ就活真っ盛りの季節になってきました。今年就活をする人にとっての朗報があります。今年の有効求人倍率は全国平均で1.28倍と、非以上に高水準をキープしています。東京だけに限定すると1.81倍になっています(本日の日経新聞より)。有効求人倍率とは、簡単に言えば「求職者一人につき、どのくらいの数の求人があるか」という数値です。つまり。今年東京で就活をした場合、一人の求職者につき平均して1.81社の求人があると言う事です。2015年より有効求人倍率は高く推移していましたが、今年も上昇し、バブル経済期並の高水準をキープしています。

有効求人倍率は上がっては下がってを繰り返し波のように循環しているので、今年の上がるときもあれば下がるときもあります。倍率が1倍を割り込む時もあるので、現在のように倍率の高い時こそ就職のチャンスです。

ek気になるクリエイター採用は?

さて、気になるクリエイター求人についてはどうなのでしょうか?実は、クリエイター求人については必ずしも「今年がチャンス」とは言い切れない所があります。図表はエン・ジャパンさんから引用したものですが、クリエイター職の有効求人倍率が常に一倍を割り込んでいることが分かるでしょう。現在のように比較的倍率の高い時期にも、そうした状況は変わりません。就活をしていて、「あれ、今年は就活にチャンスのある時期だって聞いたのに、あまり仕事が無い。おかしいなあ・・・」と感じるかもしれませんが、そういう業界なのです。

クリエイター職は専門性が高く、企業が人材に求めるニーズが営業や事務などの職業よりも細かくてニッチなものになっています。いくらやる気に溢れていても、コミュニケーション能力が高くても、一定のスキルや経験を持っていないと通用しません。

shutterstock_217535581的を絞って、正しい戦略で動こう!

クリエイターとして業界に入り込んでいくことは、他の職種よりもハードルが高いのです。そんな業界に入って行くという心の準備は出来ていますか?自分の希望する仕事につくには、会社ごとに求めるものを良く把握しておくことが何よりも重要です。例えば「3DCGデザイナー」として就職をしようと思ったとしても、会社ごとに求めている人材は微妙に違っているので注意が必要です。「3DCGデザイナー」はある会社にとってはコンシューマゲームの背景を作るデザイナーかもしれません。ある会社にとっては映画のCGを作るデザイナーかもしれません。自分が積んでいきたい仕事上の経験と、会社が求めるものがマッチしていないと合格可能性は極端に低くなります。仮に採用されたとしても仕事が続かないでしょう。「ラクジョブ」の記事は仕事内容について、務めて詳細に書き分けるようにしています。求人記事を良く読み込んで、応募する会社を絞りこんで欲しいと思います。沢山応募を受けてどんどん面接に行って・・・と闇雲に動き回るのでは無く、自分が持っているスキルは何で、どんな会社であればそれが活かせるのか?じっくりと考えて見て下さい。

shutterstock_12678199アニメゲーム漫画業界で働く方法は1つではない

また、クリエイターとして働く以外にもアニメゲーム漫画業界に関わる方法は存在します。営業としてゲーム会社に関わって良いですし、会社の事務になることも出来ます。「ゲーム業界発展させるためにまずは事務の効率化をしたいと思ったので、御社の事務職を希望します」なんて言う求職者がいたら、面接官にはとても頼もしく映るでしょう。現在のような求人倍率の高いタイミングを有効に使うためにも、「自分はどんな社会人でありたいのか?」と自問自答して見て下さい。みなさんの就職が上手くいくことを願っています。

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