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2016.03.11 アニメ ゲーム 漫画業界の教育環境 ドイツマイスター眼鏡院での「メガネじゃありません」の一言から考えてみた

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記事をお読みいただきありがとうございます。今回はアニメゲーム漫画業界のクリエイターさんが成長する環境作りというテーマでお届けします。

私事ながら最近、お散歩にハマっておりまして仕事終わりにぶらぶらと目的地を決めずに歩くことを日課としております。昨夜も同様にお散歩をしていて気になったお店へ立ち寄った際に出会ったあるメガネ屋さんを例に話を展開していきます。この話に関係してくるある資格を持った人が日本に現在は4人だけと仰っておりましたので、もしこの話を他で知っていたらかなり通だと思います。それくらいレア話をお届けします。

Fotolia_73931286_Subscription_Monthly_Mあなたが掛けているのはメガネではないです

メガネ屋さんの名前は「ドイツ マイスター眼鏡院」さんです。オフィスが南青山にあることもあり近所にあることは知っていたのですが、今までは中々入れずにいました。メガネは持っているし、買い換える予定もない、そんな理由です。ですので、散歩がてら興味本位で立ち寄ってみました。中を覗いてみても特に内装が凝っている訳ではなく、オシャレなメガネ屋さんという印象で何が違うのか興味が湧きましたので思い切って質問してみました。そして、この質問がキッカケでメガネについて記事を書くことにもなり、腹を立てたのか、無知な未熟な若者に優しく教えてあげようとしたのかは分かりませんが、お店が20時終了だったにも関わらず私が浮かぶ質問に論理的に答えて下さり、結局20時20分くらいまで色々教えていただきました。

「他で売っているメガネと何が違うんですか?」の返答に「要するにあなたが掛けているのはメガネではないです。」と仰った所から話がスタートしました。メガネというのはフレームとレンズを合わせてメガネと呼んでいますが、検査する時に両目を開けたまま検査を基本しないにも関わらず、片目ずつ検査をして出来上がった物を我々はメガネと呼んでいます。眼精疲労などは無理な負担を掛けてしまっているからこそ引き起きてしまっています。これら全てがその無理から来ている可能性が高いという訳です。人は今までの価値観を覆る様な話というのはどうしても気になってしまいます。私も例に違わずそのまま聞き続けました。

Germany Country Flag Nationality Culture Liberty Concept

ドイツで学ぶ

店長さんが仰るには、多くの人は目で物を見ていると思っていますが、基本は人間の脳が映像を見せています。片目ずつしか検査していない弊害は何かと言うと、右目、左目で見える映像を脳が補正し見せているから世間で言われるメガネが役立つだけであってその補正は目にも脳にも負担を掛けているということです。人間には修正する力が働きどうしてもその環境を何とかしようという機能が遺伝子レベルで埋め込まれており勝手に補正を掛けてしまいます。終いに起きることは、視力低下、頭痛、眼精疲労、若い内に相当無理した人は歳いってから大変な事になる、とも仰っていました。

何故ドイツなのかと言いますと、日本にはメガネを専門で作る人を育てる教育機関は存在しておらず、ドイツでしか学べない為に選択したそうです。つまり、日本に存在しているメガネ屋さんはレンズとフレームを販売しているだけであってメガネ屋とは呼べない、そういう見解が正しい見方だそうです。思い出してみると分かりますが、メガネは医療器具です。オシャレなフレームは大事ですが、フレームに合わなければ諦めて貰い別のを勧めるということもあるくらいフレームとレンズが一体となっている必要があります。そして、本物の
メガネは掛けていて視力が低下することは99.99%起きないそうです。まだ書き足りないのですが、続きは別の機会で書かせて頂きます。

kyouiku日本とドイツの教育費

店長さんと話の最中にも出てきたことでアニメゲーム漫画業界と通ずる部分があるなと思ったのが、教育分野に関してです。このお店の店長さんも言われていましたが、ドイツにはあって日本にはない、クリエイター分野でも10社中6社くらいが口を揃えて仰るのが人材の育つ環境が手薄ということです。教育分野に民間が参入してきてビジネス要素が強い為、本来の教育目的から逸脱した学校が存在している、という理由が大きいと思いますがいずれにせよどの業界でも教育についての悩みを抱えていると言えます。

実際にデータとして2009文部科学白書を見てみますと、在学者一人当たりの公財政教育支出は合計ではアメリカ、ドイツ、イギリス、フランスに大きく差を開けられています。2009年当時の物ですので資料は古い物ですが、教育の分野で大きく差が開いていることは土台=国力の差とも言えますし、TPPで海外のコンテンツはより一層入って来やすくなると思いますので、早急な対策が必要とも言えます。

newspaper.ラクジョブ新聞

アニメゲーム漫画業界にどっぷり浸かっていることもあり、クリエイターが育つ環境だけが日本の問題だと思っていましたが、まさかのメガネの分野にそうしたことが眠っているとは思いも寄りませんでしたので、本日の話を紹介しました。ラクジョブ新聞という性質を生かしてこれからも皆さんが「あ!」と驚く様なニュースを紹介していきます。最後までお読みいただきありがとうございました。

今回紹介したメガネ屋さんを紹介してほしい、気になる質問があるなどがございましたらコチラまで

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