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2016.02.29 アニメゲーム漫画業界への就職のコツ 求人広告を使って就職することの意味について確認しよう 

記事を呼んでいただき有り難うございます。今回の記事は求人広告を使って就職することについて記事を書きたいと思います。

shutterstock_120922792求人広告という採用モデルについて

これから職を探そうとしたときに、まず取りかかることとして、「ネットで検索をする」というのは最もポピュラーな手法です。広告媒体にはリクナビ、マイナビ、エンジャパン…と、いくつも種類があります。ラクジョブはその中のひとつであり、アニメゲーム漫画業界のクリエイター採用に特化した媒体です。そもそも、この「ラクジョブ」ができた経緯に、「クリエイターは採用が難しい」ということがありました。採用が難しい理由は幾つかありますが、一つには会社が求める人材はスキルの高い人材、経験のある人材ですが、そうした人材の情報を得ることは非常に難しいということがあります。「営業職」や「事務職」といった広いくくりで人を探す場合には、候補人材はそこら中に存在します。ところが「Mayaの経験が3年以上」であるとか、「Unityの経験が2年以上」などの条件を満たす人材は業界全体で見ても希少な存在であり、通常の広告媒体で掲載しても採用に至る確率が低いのです。

Fotolia_85919390_Subscription_Monthly_Mクリエイターの求人広告は、特にコストが高い

求人広告を何気なく眺めているとつい意識に上りませんが、こうした求人広告の確度の悪さは、アニメゲーム漫画の中小企業(これをご覧の方はほとんどが中小企業に就職していくと思います)の経営者にとっての大きな悩みの種になっています。媒体にもよるのですが、一人の3DCGデザイナーを採用する場合に、最低でも50万円以上のコストがかかります。売り上げ1億円くらいの会社にとって、50万円というのは非常に高いコストです。仮に利益率が5%であるとしても、年間利益は500万円程度。3人採用したらそれだけで150万円は採用費用に消えてしまいます。

経営者にとって、採用にこれだけのコストをかけることは苦渋の選択なのです。逆に言えば、それだけ苦渋の選択であるからこそ、採用の一つ一つにおいて、何が何でもいい人材を採ろう、という動機が強く働きます。

作品を通じて世界の子供たちが楽しめるようにしていきたいですね
ポートフォリオに特に力を入れよう

まずはこうした会社側の論理を理解した上で就職活動に望んで見てください。それだけでも全く結果が変わってくるはずです。「いい人材を何が何でも採ろう」と相手は考えているのだから、「相手に損をさせないように自分という人材の強みを分かりやすく提示しよう」という視点で就職活動を見つめ直して見てください。

さて、企業側に自分の人材価値をアピールする上で、方法は二つあります。それは面接と書類選考です。面接については参考になる記事がこの「ラクジョブ新聞」内に幾つかあるので、そちらを参考にしてみてください。この記事では、「ポートフォリオ」により力を入れることを推奨します。経営者は苦渋の選択で媒体掲載をしていることを思い出してみてください。採用期間中は、数多くの志望者と面接をします。その中で、面接の印象だけで採用を決定するというケースはあまりありません。何としても経営的にペイする人を採用したいはずですから、デザイナーやプログラマーなら、成果物のクオリティーが最も優先度が高くなるはず。ポートフォリオの書き方についてはこちらの記事を呼んで頂くと分かりやすいと思います。

○アニメゲーム漫画業界を目指すアニメーター、イラストレーター、デザイナーに知ってほしいポートフォリオの大切さ

アニメゲーム漫画業界を目指すアニメーター、イラストレーター、デザイナーに知ってほしいポートフォリオの大切さ 就活アドバイス

この記事で強調したいのは企業側の論理を意識して就活するということです。就職活動をしていると、面接の場で失敗をしたり、何度も選考に落ちるかもしれません。そこで自信をなくすのではなく一度立ち止まって欲しい。自分がやっている就活のアクションは企業の利害を満たすものになっていますか?企業の論理を理解した上で就職することで、より的を得たアクションが出来るはずです。面接をはじめとするノウハウについては他の記事に詳しいので、そちらも合わせてご覧ください。

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