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2016.01.13 引っ込み思案なクリエイターを戦場に引っぱり出す 業界発展にもなるアニメゲーム漫画業界無料経営者交流会活用法

ビ・ハイアの交流会の様子交流会で経営者の参加を必須にする理由

アニメゲーム漫画業界に専門特化した求人サイトラクジョブを運営しているビ・ハイア株式会社では、アニメゲーム漫画業界の発展を目的として業界の経営者を200名規模で集めて経営者交流会を開催しています。1,2か月に1度のペースで開催しており、参加も無料で可能です。

この交流会はアニメゲーム漫画業界の経営者であればどなたでも無料で参加いただけます。また、経営者がお越しの場合は、その会社の経営者以外の方も一緒にご参加いただけます。今回は、なぜ経営者の参加が必須なのかについてお話します。

Licenciement en entrepriseクリエイターが会社を辞めるとき

アニメゲーム漫画業界と言えば、作品作りを仕事にしている人たちという印象を持たれるかもしれません。実際、大手の会社からもいざこざがあって辞めてしまうクリエイターさんも少なくありません。2001年にアメリカのニューズウィーク紙で「未来を切り拓く10人」に選ばれるなど世界的にも有名なゲームクリエイターである小島秀夫さんがコナミを退職した理由も単純な理由ではないはずです。メタルギアほどのAAAタイトルを開発できる環境を何の理由もなく手放すわけはないですし、思うように作品作りができていたのであれば、コナミを去る必要はなかったでしょう。しかし、どんな大きな会社で大きなチームを任されていて大きなゲームを開発できる環境があったとしても、辞めるときは辞めてしまいます。

しかし、会社を辞めたからと言って好きにゲームを作れるかというとそうでもありません。むしろ全て自分でやらなければいけなくなり、辞める前よりも圧倒的にやらなければいけないことが増えるという話もよく聞きます。その中でも最たるものが経営と営業でしょう。クリエイターを辞めて独立して会社を立ち上げるのであれば当然経営者になります。経営者であれば会社経営をするのが仕事になるのは当たり前です。さらには、会社を存続させるためには運転資金を手に入れる必要があります。そしてその主な方法は営業して案件を取ってくることでしょう。

しかし、大手でゲームの開発をしていた方だと、営業されたり案件を発注したりすることはあっても、営業して案件を引っ張ってくるという経験をバンバンやっていたという方は少ないと思います。創業初期の悩みとして一番多いのがその部分です。そして、中にはせっかく起業したのに、営業が上手くいかず、事業撤退や倒産に追い込まれてしまう会社も少なくありません。それによって作られるはずの良い作品が作られなくなったり、アニメゲーム漫画業界が発展しなかったり、クリエイターが路頭に迷うようなことは我々の望むところではありません。アニメゲーム漫画業界の社長の新規営業、取引先選定の機会になればと経営者限定の交流会を開催しています。

Fotolia_44122163_Subscription_Monthly_M業界の経営者と直接話せる環境

では、営業が必要としてなぜ経営者の参加が必須なのか。それは何といっても、経営者こそが会社の経営に責任を持っており、決裁権、決定権を持っているからです。先ほどはアニメゲーム漫画の会社にも営業が必要だと言いましたが、それはあくまでもトップの話、経営者レベルの話です。経営者でないクリエイターは基本的に社長に言われた通りに現場の仕事をします。現場の人に営業しても自分では決定でないので、上に話す必要がある、決済を通す必要がある、となって無駄な時間が発生してしまいます。発注も遅れ、現場の手も止まってしまい、いいことはありません。営業するなら経営者、トップセールスが基本です。そのためにも交流会は経営者の参加が必須になっています。

では、逆になぜ経営者が参加していれば、経営者以外の参加も認めているのか。それは、必ずしも経営者が全てを把握しているとは限らないからです。中小規模であれば、経営者が全てを管理することも可能ですが、任天堂やSCEの社長が案件の一つ一つまで管理しているとは到底思えません。外注の担当がいたり、プロジェクトのプロデューサーやディレクターが決裁権を持っているということもあります。経営者のみに限定してこれらの人が参加できないとなってしまうと、業界発展という目的からも外れてしまいます。

アニメゲームマンガ業界経営者交流会 200名の決裁権者に2時間でアプローチできる日本一の営業効率クリエイターと経営者が交流できる稀有な場

そしてこれは発注側だけではなくて、営業側にも言えることです。確かに現場のクリエイターはわざわざ外に出たがらない比較的内向的な人も多いですが、アニメゲーム漫画も表現であり、アウトプットである以上、相手がいて初めて成り立ちます。それはクライアントでもありますし、クライアントの先のプレイヤーでもあります。つまりいいアウトプットのためには、アウトプットの対象となる人が何を考えているかというインプットとそういった情報を手に入れるためのコミュニケーションが重要になります。それに営業される側が経営者であるべきなのは当然ですが、営業する側が経営者でなければならないという理由はありません。外向的なクリエイターが積極的に外部の経営者とコミュニケーションをとることで営業機会が増えるのであれば、それはそれで何の問題もありません。その結果としてお金の管理をできる人に成長してプロデューサー、ディレクターとして会社を引っ張るような存在にになるのであれば素晴らしいことではないでしょうか。その若い目を育てるためにも、経営者以外の人が参加できる余地も多分に残してあります。

発注にしても、受注にしても、積極的な権限移譲は責任感を持たせ、優秀な人材を会社に定着させるための一つの方策です。営業力を強化したい、定着率をあげたいという経営者の方、あるいは機会があるのであればこういうイベントに積極的に参加していきたいというクリエイターの方、ぜひ社内に声をかけてご参加ください。ビ・ハイアは業界発展のため、より多くの方のご参加をお待ちしています。

アニメゲームマンガ経営者交流会 2016年1月25日in表参道


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