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2016.01.10 アニメゲーム漫画業界経営者交流会を無料で開催し続ける理由

Chaos mit blauen Puzzleteilen交流会では今後のビジネスにつながる多くの企業が集まります

2016年1回目の交流会は1月25日に開催します。場所は昨年7月からおなじみの表参道シャルマンシーナ東京です。ビ・ハイアでは約8年以上アニメゲーム漫画業界経営者交流会を無料で開催し続けています。アニメゲーム漫画業界に特化して関わるようになったのはもともとラクジョブを始めて人材採用のお手伝いをするところからスタートしていますが、人材採用を行いたい会社は基本的に人材不足でありそのためよくいい外注先を知らないかと相談もいただいていました。そのときに都度個別に紹介をしていたのですが、無料でマッチングしていたこともありだんだんマッチングの依頼とそれに立ち会う数も増えてきたため、いっそのこと場所を提供して一箇所に集めるからそれぞれが付き合いを広めて行って欲しいと思ったのがきっかけとなって交流会を開催することにしました。

It is Freeよく交流会で参加費用を取ればいいのにとおっしゃられる場合がありますが、基本的にアニメゲーム漫画経営者交流会は無料でしか開催していません。その理由は交流会は業界発展のために行っているからです。目先の利益は度外視してこれからどんな風に業界が変化し発展していくのか、そのために弊社ができることはなんなのかということを主眼において事業を展開していましう。そのためのひとつがアニメゲーム漫画経営者交流会です。交流会ではもちろん会場費や参加の準備のための、集客するための人件費もかかります。それでも無料で開催し続けたいという思いを持っているのは、業界の発展を一番に考えるからこそです。ラクジョブは人材ビジネスです。業界全体が盛り下がっている時、発展性が全く見えず、おちすぼんで行くしかないような時に求人は必要とされません。むしろ解雇した人材の転職先を見つけて欲しいと相談があるぐらいです。業界全体が下降傾向にあるのであれば同業他社への転職も難しいでしょう。それは弊社にとっても業界にとっても一人のゲームユーザーにとっても悲しい話です。業界がどんどん盛り上がっていくためにも、業界を支える開発会社などの中小企業がさらに成長していくためにも、交流会を通じて横のつながりなどを強化して、今後のビジネスのためにも良い出会いになればという思いで開催しています。

Two Boys on the Sunset交流会で出会った企業がビジネスとなった事例を紹介!

まずはアニメ会社様の事例から。アニメ業界の事例として取り上げるのは遊技機の映像制作を行っている会社が交流会でであった遊技機専門の開発会社と話をしたところ、ちょうどアニメの制作のところで炎上しているのがあり助けてほしいという相談がありました。その後版権もとのアニメ制作会社ではなかなか制作が進まなかったところを積極的にフォローして最終的に2000万円ほどの受注となりました。これをきっかけに今でも交流は続き、仕事があれば相談する関係となりました。最近もちょくちょく作画の相談や絵コンテの相談などアニメ制作で困ったことがあれば相談し、ここに頼めばきちんと対応してくれるので大丈夫という信頼関係が出来上がっています。

続いてゲーム業界の事例をお伝えしましょう。交流会で出会うまでは当然お互いにまったく仕事を一緒にやったことはなかったのですが、いろいろ情報交換をしていくうちにそれだけ実績があるならちょうどオンラインゲームの作りかえをしているので、そのプログラム部分をまるごとお願いできないかという話になりました。その結果リニューアル後の運営状態も順調で今でも追加開発を行いながらともに運営を行っています。次のタイトルのときにも一緒に仕事をする前提であちこちに提案に行っています。

そのほかにも交流会で顔を認識して、その顔にひげとかをつけるといったエンジンを持っている会社を紹介してほしいという話をいただいたのですが、お引き合わせした会社自体はそういったエンジンは持っていなかったものの、交流会であった社長の知り合いがまさにそういった技術を伴ったアプリを複数開発しており、お引き合わせするにいたりとても喜んでいただけました。私もスピード感を持って早めにご紹介できたし、喜んでいただけたのでうれしかったです。

Fotolia_86910938_Subscription_Monthly_M交流会が縁で仕事になったとか、お互いのビジネスにとってとてもプラスになったとか、こういった事例を今後も増やしていきたいと思っています。無料で開催することは弊社にとっては負担が大きいように思われるかもしれませんが、業界の皆様からいただいたお金のごく一部を交流会の運営に使うことは業界にとっても業界に所属する各社にとっても、もちろん弊社にとってもとても有意義なことだと考えています。これからも交流会自体をどんどん発展させて、多くの人に知ってもらいながら多くの人に価値を提供できるものにしていきたいと思います。そして交流会で縁ができた会社同士でまた新しい作品が生まれることを願っています。業界発展!

参加希望は下記フォームよりご応募下さい

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