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2016.08.18 ゲーム モーショングラフィックス 専門学校でコースが開講 広がるニーズ 安心できる就職先は?

Graphic design concept isolatedモーショングラフィックスって知っていますか?

みなさんは「モーショングラフィックス」というものをご存知でしょうか?この名前から連想してもらえれば想像は付きやすいかと思いますが、文字通りグラフィックがモーションする映像作品のことです。映像作品にはいくつか種類があり、みなさんもよく知っているアニメーションや実写の映像、3D映像など様々ですが、モーショングラフィックスは動画である映像表現と、静止画のグラフィックデザインの中間に位置する、あるいは両者の性質を併せ持つ表現方法だと言えます。実際の人物の動きや、3Dモデリングに対してモーションを付けた者を動かして撮影した動画とは異なり、時に静止画を挟んだり抽象的なモチーフを入れ込んだりして映像作品に緩急を付けた演出を加えることができる手法がモーショングラフィックスの特徴であり、それが最近脚光を浴びているのです。

005_B_projectテレビではおなじみだった

みなさんも、テレビCMで2Dのイラストでできた企業ロゴが動画内で動いたり、バラエティ番組やニュース番組で放映している動画の中に、カラフルな手描き風文字のテロップがカットインしてきたり動いたりしているのを一度は目にしていることでしょう。ああいった動画と静止画の組み合わせで画面を演出するモーショングラフィックスの手法はテレビでは、番組を見る中で自然に画面に華を添え、視聴者を盛り上げる役割に使われてきたおなじみの演出でした。

主にFlashやAfterEffectsなどの映像編集ソフトを使用して作られるこれらのモーショングラフィックスが広く一般に浸透していき、単なる動画演出の一環としてではなく、モーショングラフィックスを使用した演出そのものが1つの動画として評価され注目されたのは、日本ではニコニコ動画で一般ユーザーがMADやオリジナルPVを作成して投稿するようになった2005年以降です。

テレビ番組でプロが視聴者をテレビに引きつけるために編み出した演出の手法が元となっているので、ユーザーの訴求力は抜群です。2005年代以降、既存の素材をいかに面白く鮮やかに、視聴者の好みに合った演出に作り直せるかといった一般ユーザーによるMAD投稿合戦は白熱し、実際にそこで現れた「野生のプロ」とも呼ばれる抜きんでた技術を持ったモーショングラフィックデザイナーは実際には映像系企業で働くアートディレクターだったという場合もありました。

こうして、一部の本物のプロの技術も織り交ぜつつ発展したモーショングラフィックス手法は一般ユーザーのMADから更に昇華して現在、企業用のPV動画などに多く使用されています。

topアニメやゲームのOP、PVにひっぱりだこ

もともと視聴者を盛り上げるために使われていたモーショングラフィックス手法は、広報宣伝に持ってこいのツールです。インターネットが普及し、リアルタイムにテレビの前にいなくてもいつでもどこでもモバイルの端末で動画を見れるようになった昨今では、テレビCMだけでなく、モーショングラフィックスを使った動画CMやPVが盛んに作られるようになりました。ただ映像を流すだけでは泣く、静止画を組み込むことができ、エフェクトや演出手法が多様なモーショングラフィックスは今や動画作品にはなくてはならないものとなっています。

特に、制作・開発費のかかるゲームでは、OPやPVなどの宣伝のためにわざわざ新規素材を作り直すことができません。作品の世界観を伝えやすくなり、かつ予算を抑えられるため、本編ではムービーを実装していないゲームでも、宣伝のためにゲーム中に使用している静止画素材を使ってモーショングラフィックスの動画を作成することが当たり前になってきました。それらは公式HPで流すだけでは泣く、twitterやFacebook、YOUTUBEなどで公開され、ゲームショウなどの大きなイベントでも各企業のディスプレイで流されるなど、広報宣伝の花形として需要が高まっています。

ph需要に応えるべく動き出した専門学校

そうした需要に応えるべく、各専門学校では2年ほど前から「モーショングラフィックコース」を映像制作の授業カリキュラムに取り入れる動きを取ってきました。

東京デザイナー学院では、ニコニコ動画のMAD職人としても有名なmozuya氏や、Yama_Ko氏朝倉涼氏を講師陣に迎え入れて、ニコニコ世代の学生獲得に乗り出しています。

このほか、PC持ちこみで1ヶ月通えば動画クリエイターになれる!という衝撃のサービス内容を披露しているBYNDなど、注目の学校機関が複数立ち上がり、そろそろ最初の入学生が卒業を迎える時期にさしかかってきました。

しかし、気になるのは講師陣も個人クリエイターとして活躍する動画クリエイターばかりで、就職はどうなるのか、という点です。専門学校に進むデザイナーにとって、学資金を出してくれたり、子供の将来を案じる親を説得することは第一の難関と言えるでしょう。そこで就職への道筋が見えにくいと、親としては心配し反対してしまいがちです。需要が増えているとはいえ、モーショングラフィックス専門の企業はまだまだ少なく、初めての卒業生を出すタイミングで専門学校としての就職実績もほぼないと言える中で不安に思われてしまうこともあるかもしれません。

そんなモーショングラフィックスを志したい学生のみなさんは、ぜひラクジョブでモーショングラフィックス演出スタッフを募集している下記企業をご確認ください。

◆★★★映像をデザインする★★★『NARUTO〜疾風伝〜』『物語シリーズ』『Steins:Gate』『ペルソナ3』『アトリエシリーズ』等のOPを手がけるアニメーションスタジオから、正社員で活躍できるアニメーション演出を募集します!/株式会社ポイント・ピクチャーズ
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=559cf931dc8dc0299

アニメやゲームのOP、ED、PV映像をモーショングラフィックスで専門的に作成している、この業界の老舗企業です。複数のアニメ・ゲーム系クライアントから支持を得ている実績ある会社ですので、就職にも安心です。

また、上記企業にモーショングラフィックスを用いた映像制作の発注をしたい会社の担当社様も、ぜひお気軽にご相談ください。

◆株式会社ポイント・ピクチャーズ
・HP:https://www.point-p.jp/top.html
・実績案内:https://www.point-p.jp/record/index.html
・サンプル映像:https://www.point-p.jp/works/index.html

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