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2016.01.11 リワード広告によるゲームアプリ宣伝と転職祝い金目的の中途採用が失敗する共通の理由

shutterstock_164604434直ぐにアンインストールされるために広告したのではない

先日とあるゲーム運営を行っているゲーム開発会社からリワード広告でゲームアプリのダウンロードを稼ぐ方法はダメだという話を聞きました。リワード広告とは、ゲームアプリをダウンロードすることで、別のゲームのゲーム内アイテムやネットのポイントが手に入りますよ、という導線でゲームアプリダウンロードを促す広告手法のことです。

リワード広告を使えば、確かにダウンロード数を稼ぐことはできますが、ゲームアプリをダウンロードした後にゲームをプレイする人が極端に少ないのだということです。彼らにとって目的はすでに遊んでいるゲームのアイテムやポイントで、新しくダウンロードしたゲームではありません。ゲームはダウンロードされども、一度も起動されることもなくアンインストールという悲しい結末をたどります。ゲームを開発した会社もリワード広告の導入を決定したパブリッシャーもそんな扱いを受けることを望んでいるわけはないと思います。ゲームをダウンロードして、プレイして楽しんでくれる、さらに楽しむために課金してくれる、具体的な価値を提供してくれる。それが企業が望むものではないでしょうか。

shutterstock_206407681転職祝い金は少ない方がいい

そして、それを聞いた時に求人広告制作を行っている視点から考えると、転職祝い金や給与アップ目的の採用によく似ている部分が見えてきます。ラクジョブでは、転職祝い金制度は採用していませんが、他社さんの運営されている求人広告では、転職祝い金、転職準備金と称して、転職に至った方にお金を渡すことが往々にしてありますよね。あるいは、転職で今より高い給与を払ってくれるからという目先の給与アップ目的の転職、この両者は採用後に上手くいかなくなる可能性が高いです。転職祝い金目当てで転職した人は転職祝い金が理由で転職を決めたわけですから、転職後にその会社に勤め続ける理由がなくなってしまします。

また、目先の給与アップを目的に転職した人もより高い給与を提示された時に簡単に次の企業に転職してしまいます。リワード広告でダウンロードされたゲームアプリが簡単にアンインストールされてしまうように簡単に離職退職されてしまいます。早期離職が増えれば、その分採用費も増えますし、経営戦略も立てにくいですし、その人に使った分の時間も機会損失なります。いうまでもないことですが、採用は採用されてからどれくらいの価値をどれくらいの間提供してくれるかが本当の勝負です。先日お会いした大手ゲームパブリッシャーに新卒から10年近く勤め続けている採用担当の方からは「採用できるだけでは不十分、あの採用があったから今の会社があると言われるような採用をできるだけ増やしたい」という言葉を聞き、この会社の採用は上手くいくだろうと思いましたし、この会社の採用をラクジョブで全力で支援したいと思いました。

shutterstock_154874852建前を辞めて正直に伝えよう

さて、では入社後の離職率を下げるためにはどうすればいいのか。そのための大前提は嘘をつかないことです。転職を希望する人は何かを変えるために転職先を探します。なので、求人に応募する人は、何かしら転職することで叶えられる希望がその求人の中に書かれているから、この会社に転職したいと応募します。しかし、その求人広告に嘘が書いてあると入社してから「この会社では仕事する上で希望が充足できない」とまた会社を離れてしまいます。求人広告に嘘を書くのはNGです。また、嘘を書かなくても本当のことを書かないというのも非常にリスキーです。当たり障りのない内容のみで構成された求人広告だと、入社した後のイメージが全くつかなくなってしまいます。曖昧な情報から脳内で補完されたイメージで転職してしまうとやはり入社後に齟齬を感じて辞めてしまいます。なので、転職してもらった後にきちんと成果を出してもらうためには、会社を選ぶ際に既に検討に十分な情報が提供されている必要があります。弊社ビ・ハイアのHPでは、かなり赤裸々に大量に求職者向けの情報を配信していますので、採用活動の際には是非一度覗いてみてください。

https://be-higher.jp/staffrecruit/

見ていただいたらわかるかもしれませんが、「現副社長が社長について行けない!辞めたい!と思った瞬間」など、普通の求人広告にはまず載ることのないような過激な内容がいくつもあります。しかし、それでも応募が来ます。応募した人に話を聞くと「ものすごく正直に書いてあったので驚いたけど、安心した。」と言っていました。

shutterstock_307685318良い事と悪い事をどっちも書く

情報を正直に大量に配信するのは驚くほど効果があります。もし「うちの会社はそんなに色々アピールすることがない」という場合はまず自社を豊かにすることから始めてください。豊かとは別に金銭的に儲けろという話ではありません(もちろんそれも重要ですが)。そうではなく、例えば飲み会を開くとか、そこで採用用コンテンツとして写真を撮るとか、サプライズで社員の誕生日を祝うとか、社内に面白ガジェットを導入してみるとか、社内福利と採用用のネタ作りを兼ねて内容豊かな会社にしてください。

正直にいいことを書くためには、正直にいいと思える会社である必要があります。経営者の方であれば、そんなに心配いらないですが、もし経営者以外の人が採用の担当であれば、まずは自分の会社の良いところを無理矢理でもいいから100個書き出すぐらいのことはしてもいいかもしれません。そして応募してきた人にも30個ぐらいなぜうちに転職したいのかを30個ぐらい書かせてもいいかもしれません(実際私もビ・ハイアに入るときにこれをやりました)。採用する側も採用される側も納得が必要です。そして自分が納得できるだけの材料があるかどうかは実際にその材料をアウトプットできるかで確認して、確認させてください。ラクジョブにはその他にも様々な採用ノウハウが蓄積されていますので、アニメゲーム漫画業界のクリエイターを採用したいというときには是非一度ご相談ください。

ラクジョブ、採用の相談などは下記からどうぞ

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