なぜ企業は求人広告を掲載し、人を採用するのでしょうか。それは、採用してその人に仕事で価値を出してもらい、売上と利益を上げるためです。採用それ自体は手段であって目的ではありません。採用コストも教育コストもかかります。採用するのであれば、採算ラインを突破してその後も会社の利益になり続けてもらう必要があります。とは言え企業も面接で「あなたはいつまでウチで働いてくれますか?」と聞くことはできないですし、回答があったとしても意味のある答えはなりません。「できるだけ長く働いてくれる人」「できるだけ高い価値を出してくれる人」以上の言い方はできません。では、そのためにはどうすればいいのでしょう。
結論から言うと、そのためにはあなたの会社の情報をありのまま、できるだけ多く伝える以外に方法はありません。人は1位にあるものしか選びません。ご飯を食べに行く時「食べログ」や「ぐるなび」でわざわざ1番でないお店に行こうとは思いません。「いやいやそんなことはないランキング1位以外のお店にもよく行くよ」という方もいると思いますが、それはあなたの中の評価基準で総合的に考えた結果、1番行きたいお店を選んでいるだけです。理由はいろいろあると思います。安いから、高いから、食べたいメニューがあるから、お店がキレイだから、近いから、行きつけだから、普段行かない場所だから。それらの色々を総合評価した時に1位になったお店に足を運ぶはずです。
では逆に誰も行かないお店はどんなお店でしょうか?それは「なんの特徴もないお店」です。なんの特徴もないというと、マックやモスバーガー、吉野家、松屋などのいわゆる普通のお店を連想するかもしれませんが、これらのお店は「一番普通のお店」です。ここに行けば、1番求めているものが手に入るかつ率が高いとなれば自然とそこが選ばれます。なんの特徴もないお店は認知すらされません。世界中で普通であって許されるのはほんの1%で、他の99%は1位になるために努力する必要があります。
しかし、ここで勘違いしてほしくないのは、1位になるためには、良い部分だけをピカピカに磨いて提示してはいけないということです。それは他のどの会社も実践していることです。「未経験OK」「和気あいあいとしてアットホームな職場」「やりがいのある仕事」「成長できる職場」「安定して働ける」どれもいいことを書いていますが何も伝わりません。もしかしたら応募は来るかもしれませんが、会社にマッチした人材の応募は来ないですし、選考コストが無駄になってしまいます。誰でもいいから採用したいのならそれでもいいですが、アニメゲームマンガ業界で採用したいという場合、専門性の高いクリエイターあるいはクリエイターの素質を持った新人を採用したいという希望がほとんどです。もし本当に誰でもいいのであれば、タウンワークかリクナビ、マイナビに求人を出してください。そちらの方が採用コストが安く済みます。
クリエイターを採用したいのであれば、アニメゲームマンガ業界に特化したラクジョブの中でも、ニッチな求人を掲載する必要があります。例えば、ゲームプログラマー、イラストレーター、3DCGデザイナー、プランナー、制作進行、アニメーター、漫画編集者などの職種だけでなく、どういう言語、ソフトウェア、ミドルウェア、ゲームエンジンが使えて、どういう仕事をどれくらいの規模感、スピード感で行うのか、それを明記してください。また、これまで会社がどんな変遷を経て、どんな人を採用して、どれくらいの規模で、どんな事業を行い、どんな作品の開発制作を手掛けたのか。会社にはどんな人が集まっていて、何を考え、どんな風に仕事をしているのか。仕事以外での関係性はどうなのか、プライベートでの付き合いはあるのか、家族はいるのか、給与は何年目でどういうことをしている人がいくらもらっているのか、できるだけ細かく伝えてください。情報は出せば出すだけ検討されて、検討されればされるだけ、コンバージョンも高くなりますし、多角的な情報を比較検討した結果応募した人であれば、採用後もその会社でモチベーション高く働き、高い価値を提供してくれます。また、入社後のイメージのズレも少ないので、長く定着してくれます。採用率アップ、定着率アップの観点からできるだけありのままの情報を大量に提供することをお勧めします。
実際に求人サイト運営会社として、ビ・ハイア株式会社でも、大量の情報提供を自社の採用戦略として取り入れています(https://be-higher.jp/staffrecruit/)。実際、採用活動開始数日で、有名大学のアニメゲームマンガ好きが多数応募に来ています。もちろん自社でも求人サイトを運営しているビ・ハイア株式会社だからこれだけの情報発信ができるわけですが、現在ラクジョブログ、アニメゲームマンガ経営戦略研究所始め、自社の採用情報に限らず大量の情報発信を行っております。ラクジョブをご利用いただければ、「一度掲載してあとは待つだけ」ということはなく、御社の継続的な大量情報発信を追加費用なしで全面的に行わせていただきます。求人広告を利用したけれども待つしかなく採用できなかったという失敗体験をお持ちの社長、採用担当者の方はまずはお気軽にお問い合わせください。