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2016.05.26 アニメ ゲーム 漫画 コンテンツとしまむらの意外な繋がり

simamuraしまむらで人気の商品

記事を読んでいただきありがとうございます。今回紹介するのはファッションセンターしまむらがでがけるコラボTシャツの話題です。ディズニー関係のキャラクターはもちろんやっていましたが、それ自体しまむら以外でもやっているし、普通にコラボとか言わずともキャラクター関連商品として普通に販売されています。今回ここで取り上げているのは、しまむらに行かないと買えないコラボTシャツです。『モンスターハンター』『ロックマン』などのゲームキャラクターはもちろんのこと、面白いところで言えばSEGAがこれまでに出してきたゲームハードのコラボTシャツがあります。キャラクターはまだ考えていけばあり得るところではありますが、ドリームキャストとかメガドライブ、セガサターンなどゲームハードをコラボTシャツの素材とするとは思いませんでした。まさにその発想はなかった!という感じです。

実際にコラボしてみて売り上げはどうなっているのでしょうか。しまむらのコラボTシャツに関する記事について見てみましょう。

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その中でも特に注目を集めているのが、“ファッションセンターしまむら”のコラボレーション展開です。「ミッキー」や「スヌーピー」といった、世界的に有名なマスコットキャラクターとのコラボはもちろん、「ドラゴンボール」に「ゲゲゲの鬼太郎」といった日本発のキャラクターも扱っており、至近では「おそ松さん」のような人気アニメともいち早いコラボレーションを展開しています。

3月26日に発売された「『モンスターハンター』×ぐでたま Tシャツ」。そしてこの勢いは更に拡がりを見せ、ゲーム方面にも意欲的な動きを見せました。『ロックマン』『モンスターハンター』『パックマン』といった名作シリーズのみならず、セガがリリースしたゲームハードをモチーフとしたコラボレーションも実施。これらのリリースはファンの心を鷲掴みにし、TwitterなどのSNSでは購入者からの報告が相次ぎました。

引用終了

【特集】今ゲーマーの間で話題の「しまむら」を直撃!完売続出の“キャラTシャツ”展開の狙いとは

shutterstock_258097682-330x219コラボのコツ

コラボレーションをすることでなんでも売れるわけではありません。これは当然の話です。それだけではなくどうすれば売れるのか、そもそもなんのキャラクターを取り扱うのかはもちろんのこと、どのようなプロモーションを行うのかも重要なポイントです。コラボレーションでできた作品はもちろんあまり売れなかった作品もあったそうですが、そこはデータを取りながら売り方も含めて研究していった結果、販売して2ヶ月で全ての在庫がなくなるぐらいのヒット商品を生み出せるようになりました。

コラボレーションを行う際に一番気をつけるポイントは結局のところ作品を理解するということでした。考えてみれば当たり前の話ではあるのですが、作品自体にどれだけ魅力があってもメインの顧客となりうるその作品のファンがどのようなものを求めているのか、そしてそれが世界観を崩さない前提のつくりになっているか、これがとても重要です。実際に自分がコラボTシャツを買うとしたらやはりこういうものがほしいなと考える部分はありますし、その作品を取り扱っていればなんでもいいというわけでもありません。アニメ作品や漫画をゲーム化する時もそうですが、元の作品の世界観を理解することが大前提になってくるので、逆にそれができているのであればさらにいろんな展開ができるなと思います。

コンテンツの可能性

今回取り上げたのはコラボTシャツの話ではありますが、これは今後コンテンツを作っていく際の一つの選択肢として可能性があると思います。というのもこれまでアニメの製作委員会で言えばアニメのBlu-rayの販売、ゲーム化、ノベライズ、フィギュア化、遊技機化などいくつかの権利を分け合うことを前提に企業が出資をして構成していましたが、そこに今まであまり考えられなかったアパレル業界からの参入も普通にあり得るようになってきたわけです。これまでと同じやり方をしていっても似たような結果にしかならないですし、新しく出資元を増やす一つのアイディアとしてありではないかなと思います。

また、製作委員会に入らずとも、今回すでにしまむらで行われていますがゲームユーザーをターゲットにした『PSO2』とのコラボTシャツにより、ゲームにおける購入者特典をつけたりすることによりプロモーションの一環としてもその効果を見込んでいます。アニメやゲーム、漫画といったコンテンツがアパレルから再燃するということも今後あり得るかもしれません。つまりまだまだアイディアを絞れば、作品が売れる方法や知ってもらう方法があるというわけです。であればこそ、弊社でも他業種からの相談依頼などは積極的に受け付けていきたいと思いますし、ここをつなげることがアニメゲーム漫画業界の発展だけではなく異業種の発展にもつながりますし、これはぜひ強力に推し進めていきたいと思います。

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