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2016.05.16 アニメゲーム漫画の企業向け 業界の発展をさせるためにもイジメはダメ絶対!一つでもマイナスがあると企業の生産性はガタ落ち

職場のいじめ

集団で人が集まる場になると何故か発生するいじめ、学生時代を過ぎても、職場、コミュニティ、社会といじめ問題は続きます。いじめというのは人を対象にした誹謗中傷行為です。受けた方は大きく自尊心を傷付けられ酷い時は仕事やプライベートにも害を及ぼします。人によっては対面恐怖症など精神に異常を来す方もおります。いじめの定義は文部科学省で明確に決められています。

引用開始
「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。
引用終了

実は平成18年度以前は自分より弱いものに対して行う行為という一言が付け加えられていたのですが、平成18年度の調査でその一言は消え、どんな人も精神的、物理的な苦痛を加えられたと感じたモノはいじめと定義付けられました。弱いものという定義は曖昧ですので今回はこの「いじめ」という問題とアニメゲーム漫画業界というテーマでお届けします。もし、一人でも組織にいじめられている人間がいるとしたら全体の生産性、クリエイティビティを下げる事に繋がりますから一刻も早く解決させた方が良いですという理由も合わせてお送りします。

※いじめの定義について:https://www.mext.go.jp/ijime/detail/1336269.htm

izime精神障害の労災

こちらの画像は「データで見るパワハラ」サイトさんよりお借りしました。自殺まで追い込まれた訳ではありませんが、精神障害の労災補償認定を受けた件数となっております。こちらを見てお分かり頂ける様に問題は4種類に分類されます。嫌がらせやいじめ、上司とのトラブル、同僚とのトラブル、部下とのトラブル、中でも一番目立つのは嫌がらせやいじめです。さらに、この数値は年々増加しております。平成22年度で39件だったのが4年後の平成26年度でみると69件です。約2倍近くの増加です。先日、三菱自動車の不正問題が起き社会で色々と取り上げられておりましたが、社会や会社に対する不平不満を個人が被っている形になっており非常に心苦しい状況です。個人の心情を考えた場合だけでなく経営者にとってみても大きな問題でしょう。

そこまで育てた戦力を失うことになるのは弾交換までのストロークを考えると頭悩ましい問題ですし、この数値ではそこまで確認出来ませんが、優秀な人間だった場合は大きな痛手です。また、そのいじめを機に辞めて訴訟でも起こされた日には会社としても信用度は下がるでしょう。その本人だけでなく、周囲にとっても何も良いことはありません。ですから、個々人だけで解決を図ることは結局問題を悪化させます。病院に行って解決!ではないと思います。個人、会社、経営者、社会という全ての視点から見て解決を図る必要があります。


41pXw7UxMsL._SX325_BO1,204,203,200_God bless America

いじめや嫌がらせという問題は国家間においても言えることです。大統領が演説する際に言うお決まりの言葉God bless Americaは常套句です。この言葉を扱うのは常套句の為に使っている訳ではなく、神の元にアメリカ合衆国が成り立っているという考えがあるからこそ大統領はスピーチの際に言います。大統領というのは民衆の代表です。その代表が国家の場面を利用してGodという言葉を使う、この事だけでアメリカという国が宗教によって成り立っているという事が分かります。宗教を辿っていくとGodという主に対して万人皆平等である、という考えが本質としてあります。そこに平等の中には優劣は発生しようがありません。Godに対して平等を謳いっている国な訳ですから、本来差別などは根絶するべき問題ですし、もっと言えば起きていること事態が不思議な話です。

お金を持っていようと無かろうとGodの元に皆平等な訳ですから手を取り合ってしかるべき話です。国全体でキリスト教(大きく分けてプロテスタントとカトリックには分裂していますが)というカルチャーで考え方の違いが起きるのは分かります。人は誰一人同じ考え方の人はいませんからズレは発生するでしょう。国民一人一人が何かしらの信仰を持っている事が当たり前です。本来イスラム教であってもキリスト教であっても違うGodを信仰しているだけの話です。ましてや最先端の科学で物事の絶対性というのはこの世に存在しない事は証明されています。なのに国同士に渡っていがみ合うのは少々やり過ぎと言えるのではないでしょうか。

energyいじめや差別があればEは0になる

いじめや差別が起きてしまうメカニズムはいる自分の状態の居心地の悪さから生まれています。これは偏に何かを絶対と思ってしまう人間の甘さから来ていると考えています。甘さと表現したのは絶対だと信じ一つを信仰する事は人間に取っては一番ラクな方法だからです。現代の最先端科学において脳はラクをしようとする事が証明されています。ただ、一つの考え方だけに固執することほど危険な事はありません。その象徴は差別やいじめです。何故声高に差別やいじめについて書いたかの理由は会社の生産性を下げ、国全体のGDPを押し下げることに繋がるからです。

会社から生まれてくる生産性の源泉はそれぞれが持つポテンシャルであり、元を辿ればエネルギーです。では、エネルギーはどこから生まれてくるかと言えば個々人が持つビジョンやゴールです。もちろん起業した経営者が一番エネルギーを持っていることは言うまでもありません。そこから伝染する形でN(一人が持つ生産性)×P(人)という形になります。公式に置き換えると、

N×P=E(生産性をE)

実際にNは毎回Nを取る訳ではなくプラスマイナスが発生し、平均的に1以上を取るでしょう。もし、N〈1とした場合、0以上1より少ないとなります。ここでは、T=1〉Nとします。N×Pと金太郎飴的に1以上倍ずつ増えていったとしても突然Tが発生した場合どうなるかと言えば生産性はぐっと下がります。試しにN、P、Tへと数値を入れてみましょう。
N=1、P=10(人)、T=0.5

N×P×T=1×10×0.5=5

という式が出来上がります。

何を意味するかと言えば全体の生産性が11人がそれぞれ1ずつ稼働してくれた11を出すのに1人が1を割ってしまっているために全体の生産性は10より下の5を取ることになります。1000人、10000人という単位の会社さんだとこの条件はどんどん薄まっていきますが、何れにしても1以下の数値を取る以上はその人が掛け合わさっただけで下がっていくことは理解頂けると思います。これは1という単純な数値を代入しましたが、実際は1以上を取る形になり誰かしらが負担を受けることになります。アニメゲーム漫画業界で言いますとディレクターやプロデューサー、チーフ、役員、最終的には代表取締役(オーナーも含む)です。企業全体で高い生産性を作れる組織があったとしても一人でも存在していた場合、企業全体の生産性は低くなり何かしらの手段を持って解決を図る必要があります。

1より少ない状態時はどういう状態といえばアウェー状態です。冷や汗を掻く、心臓の鼓動が早まるなどがずっと起き続ける状態です。この状態の人間が100%以上の力を発揮出来ないことは既に知っていらっしゃると思います。。例えば吊り橋を渡る時はハラハラしますし、サッカーのアウェー戦も例外にはありません。日本代表の動きは慣れたホームでプレーするよりも、アウェー(特に行き慣れていない所)だと動きが明らかに鈍っています。前回のブラジルで開催したW杯で日本代表が前評判以下の動きだったことに対してあらゆるバッシングやファンからのクレームが飛び交いましたが、根本的な原因はアウェーであった事だと私自身は推測しています。訓練をしているスポーツマンであってもアウェーという状況においてはフルに力を発揮出来ない、と最先端の科学でもこの事は証明されています。ですから、嫌がらせやいじめは0である事は望ましい事はあらゆる方面から証明されています。


Corporate Business People Looking Up Skyscraper Concept嫌がらせやいじめを失くせるのか?

私はこの問題に対処するに問題を2つに分ける必要があると思います。

1、意図的に本人が仕事に対して消極的
2、いじめなどに遭い1以上の力を発揮する機会を阻まれている

1だとした場合会社の未来を考えて本人の意識的な行動の結果起きているのなら自主退職もしくは、契約期限を短くしておいて次の契約で更新しない様にする。2だった場合は根元の原因を取り除くしか策はありません。組織というコミュニティーにいる以上は人を対象とした差別は起きます。何故起きるのかといえば、人は自分が良いと思うゾーンで常に行動しています。例えば1が当たり前だと思っている組織に10出来る人間が現れたら足を引っ張ろうとするか、その人に追従するかのどちらかでしょう。多くの場合は10も出来れば組織が上の職を与え組織として守る形になると思います。もし組織に守られなかった場合は10出来たとしても人間はメンタリティが物言う動物ですから落ち込んでしまった日には大問題です。数で表せば0より大きい値を取ることになり不安定な人材が出来上がります。もし、1より少なかった場合に組織の生産性は全体でどうなるかは数値で見てもらった通りです。では、どうしたら失くせるのかについてです。それは1を取ることを当たり前にするのではなく1以上出来て当然というメンタリティを全員が共有することです。

私はつい先日事務所のテーブル運びを4階から6階へと行いました。この時に使えたのは一歩間違えば外へ真っ逆さまに落下していく狭い螺旋階段、通路の幅は1mあるかないか、高さは約2m。ここをテーブルの重さ100kg以上、全長3mを優に超える代物を物運びの素人が運ぶには正直無理がありました。結果的にテーブルが高さ18mから地上へ向かって落下することはなく、無事に6階へと物を運び込めました。何が言いたいかというとこの時のメンタリティについてです。当日は3人で運びましたから3人で絶対に出来る方法があると行いました。数値で表せば一人一人5とか10を優に超えていたと自負しています。ここは向かう先を組織で誰一人も例外なく共有し、全ての従業員、社員、企業オーナーなど含めて絶対にそこへ到達出来ると信じて毎日歩むことです。足並みを揃えることで向かう先への到達スピードは桁違いに上がります。この時に組織で10出来る人がいればその人を見習い俺も出来るなと感じ、その人を蔑む様な行為は絶対に生まれません。それぞれが10にも100にもなる組織は最強です。ですから、生産性や会社として業績を伸ばしたいのならばしつこい様ですが、組織のマネージメントを根源的に行って頂く他ありません。

Business man looking at circular maze with nowhere to goこれから取るべき姿とは

やること、やりたいことと言っても良いと思いますが、人はやりたいことに対しては可能性を際限なく秘めています。企業はだからこそ強い訳です。全体の中に2や3の人もいて1より少し大きいくらいの生産性を取る人がいるからこそ結果として何千倍というエネルギーが生まれます。普通にやれば1くらいの力を発揮出来るのに1より少ないとしたら問題は組織にあるか、その個人にあるかのどちらかしかありません。人間は行きたい先があるからこそ知識を習得し、他人のためでも献身的に働き、何かを生産することが出来ます。組織的に実行するからこそ万倍以上のパワーが発揮されます。

いじめや差別は百害あって一利なしです。今まではどの会社もその問題は薄まってきましたが、これからは個々人が立ち上がれる時代となっており組織を束ねる視点で見たらこの問題はいささか厄介です。例を挙げるとソーシャルメディアなどですね。立ち上がられたら組織の理想から反対方向に向かい始めます。反対に考えれば個々人の力で何事もなし得る時代とも言えます。危機が起きる前に本来の理想とする姿へ向けあるべき姿へと足並みを正していきましょう。揃えた先に見える姿はアニメゲーム漫画業界の発展だと私は考えます。
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