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2016.04.15 VRやゲームなど中国で投資家と企業家の出会いが活発化!アイディアもって中国へ!?

nikkei20160415中国で今起きていること

記事を読んでいただきありがとうございます。今回取り上げるのは中国市場における投資活動の活発化についてです。これまで中国では株式投資やショッピングセンターの開発、インターネット経由の個人間金融、海外不動産投資などさまざまな分野に富裕層のお金が投じられてきました。その中でうまくいったところもありはしますが、逆に需要を無視した不動産投資によりゴーストタウンを生んだり、何の利益も生むこと出来ない企業を生み出したりといった出来事も発生しています。すべての投資がうまくいくわけではないので、ある意味仕方ないと言えるのかも知れませんが、今回取り上げる日本経済新聞の記事では特にそのあたりについて、安直な投資と切り捨てています。

引用開始

今、お金が向かう先として最もホットな分野の一つがスタートアップ(ベンチャー企業)だろう。有望な新興企業を探して資金を提供するベンチャーキャピタル(VC)がベンチャー企業に投じた資金は2015年に1293億元(約2兆2000億円)と14年に比べ25%も伸びた。日本の20倍に達する規模だ。3月末、四川省成都でスタートアップの面白いイベントがあると聞き行ってみた。

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日本経済新聞 安直な投資が招く中国「次のバブル」 より抜粋

現在中国において最も注目を集めている投資分野はスタートアップです。これは私も感じるところがあり、いくつかの会社の経営者の方から、新しく事業を立ち上げるという話であったり、中国ないし日本やアジア近隣で中国資本のもと事業を立ち上げ、アジアを中心としたマーケットに対してビジネスを行っていくという話を聞いています。以前より具体的な話になってきているなと感じるところでもありますし、更にそれが加速してきているとも思います。昨年末には中国の会社の方が弊社の知り合いの方の紹介で一度お会いして、日本におけるゲームIPをいくつか買い取って中国で展開し、さらにそれがうまくいくようであれば今後も継続的に、買い取るIP数も増やしながら事業を広げていきたいという話をいただきました。それだけにこれはしばらく続くのかなと思っています。

まるで買収合戦!?新規事業で資金が必要なら中国でプレゼンしよう!?

上記の記事から更に引用となりますが、今回投資家と企業家がミートアップと呼ばれる交流会に参加するだけではなく、より具体的な話として商談の場が設けられていました。

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続いて開かれたのがメーンイベントとなる「ピッチバトル」。10人の審査員を前に、スタートアップの経営者が7分という限られた時間で自社の技術・サービスを紹介してアイデアの面白さや将来性を競うビジネスコンテストだ。日本やインドを含む世界各地から約300社が応募し、書類審査で残った15社が登壇した。

13年に広東省深圳で「uSens(凌感科技)」を共同創業した時馳さんは、バーチャルリアリティー(VR=仮想現実)関連の主力商品を手にコンテストに臨んだ。大きめの水中ゴーグルのようなヘッドマウントにスマートフォン(スマホ)をセットすると、宇宙旅行やゲームなどVRの世界を楽しめる。ヘッドマウントは2つの小型カメラを内蔵。細かな指の関節の動きを高精度に判別し、例えば指の動きで仮想の本をめくったりボタンを押したりできる。現実の映像にコンピューター画像を重ねて操作する拡張現実(AR)と呼ばれる技術だ。4月から1台99~350ドル(約1万~3万8000円)の低価格で出荷を始める。

引用終了

日本経済新聞 安直な投資が招く中国「次のバブル」 より抜粋

こういった動きは今回だけではなくしばらく継続していくでしょう。国内で良いアイディアがあるのになかなか資金が集まらないと思っている方は中国にいってプレゼンしてみるのも手かも知れません。実際私の知る限りでも3社以上そういった形で中国に渡り、現地で話し合いを続けている会社があります。そのうち1社は具体的な話として進んでいて、来月には新規事業としてスタートを切ることになっています。

上記の記事ではVR以外にもさまざまな提案があり、今回取り上げられたのがたまたまVRだったとは思いますが、VR自体の動きについては国内が最も遅いといわれています。何社かすでに国内でVR開発に取り組んだり、積極的に海外との提携を進めている会社の社長に話を聞いたところ、日本だけがまだVRが本当にこれから来るのかどうかという段階で話が止まっていて、海外ではもっと先に進んでいて、来年あたりからはVRの波が一気に押し寄せてくるから、今のうちにしっかりと準備をしておく必要があるとおっしゃっていました。実際最近取り上げられた記事にもそういったことが散見されますし、日本だけが乗り遅れている感が否めないのは事実です。

引用開始

FacebookはSNS以外にも数々の事業を展開していますが、今後3年間で全ての中心となるFacebookのエコシステム強化に注力する予定。今後5年間ではMessenger・WhatsApp・Instagram・Facebook動画・検索など、Facebookに付随する製品の強化に取り組んでいくとのこと。

さらに今後10年間の展望では、「インターネットの提供」「人工知能」「VR/AR」に関するテクノロジーの実用化を目指しており、すでにこれらの基盤となるアイデアは始動しています。

引用終了

Gigazine Facebookが今後10年で重要視するのは「人工知能」「VR&ARメガネ端末」「Wi-Fiドローン」より抜粋

こんな理想的な人事採用チームが欲しいものこれからの先を見据えて

もちろんなんでもかんでもうまくいくとは限りませんし、本当にVR/AR技術が世界を席巻していくのかもわかりません。ですが、今まで通りのことをしていても、今まで通りの結果もしくはそれ以下の結果にしかつながりません。ゲームの仕事はこれからも進化していきますし、すでに10社以上でVRを取り入れた開発を行っている会社があります。PSVRも出ることですし、その動きは更に加速していくでしょうし、技術的な障壁も今後様々な面で出てくると思います。そういった部分を乗り越えてのゲーム開発であったり、エンターテインメントであると思いますので、これからもどんどん技術的にもコンテンツ的にも進化していくことでより楽しめる世界が作られていくことを期待しています。

なお弊社でもこういった投資したいという企業と投資を受けたいアイディアがあるという企業を結びつける動きをしています。会場を借りて行うこともありますし、個別に紹介することもあります。いずれの場合においても業界発展のために積極的に行っていることですので、気軽にお問い合わせくださいませ。

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