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2016.04.08 ​ゲーム  e-sport  地元にe-Sportsゲームチームを作ろう

shutterstock_302876600-330x228あなたにとってゲームは何ですか?

記事をお読みいただきありがとうございます。今回の記事は夢見るラクジョブ新人山崎による、日本のe-Sportsこうなったらいいな、という内容の記事です。新人ですので業界の諸事情をよく知りません。そんな私だからこそ、あえて言わせていただきたいことがあります。海外ではゲームディベロッパー、パブリッシャー企業だけでなく、ゲームの周辺機器メーカーや周辺産業など業界全体でe-Sportsの振興に取り組んでいます。e-Sportsの大会は優勝賞金5〜10億円以上規模ですが、先日日本で行われた「第1回日本eスポーツ選手権大会」において、FPS部門の優勝チームに対する賞金は20万円ほどでした。このe-Sports大会の開催は日本のe-Sports振興が大きく前進したことのあらわれではありますが、それは海外に遠く及びません。

Businessman in his office making stop sign日本でe-Sportsが流行っていない理由

日本でe-Sportsが流行らない原因は多岐に渡ります。スポーツとしてゲームを捉えらえないこと、ブロードバンド環境の整備が諸外国よりも遅れたことによるオンラインゲームの醸成に遅れが出たこと、風営法の関係でゲームセンターを会場にすると賞金が発生するイベントが開けないこと、昔に比べるとだいぶマシになりましたが、e-Sportsに対してゲーム業界が海外と比べるとそれほど協賛していないということ、プロゲーマーとして活躍している人がまだ少ないということなどが挙げられます。ではどうすればこうした問題を解決できるでしょうか。ひとつは別の記事でも書きましたが、ゲーム業界全体がe-Sportsに対してコミットしていくこと。例えば会社のスタッフの中に名人級の凄腕プレーヤーがいた場合、実際に会社をあげてe-Sports出場を応援するなどです。これの問題点は現時点会社のアピールにつながるような大きいe-Sportsの大会開催の頻度が少ないということです。では無いなら小さなことから積み上げましょう!ということで提案したいのが、地域の少年野球チームのように、地元にe-Sportsチームを作ってしまおうということです。

スポーツチームのように地元にe-Sportsを作る

地元にe-Sportsチームを作ると何が良いのかということですが、先日の大会を主催した一般社団法人 日本eスポーツ協会の協会概要が参考になると思います。この協会の目的を引用しますと、

(引用開始)
1)コミュニケーション能力の向上
2)心身の鍛錬
3)青少年の健全育成

(引用終了)

とあります。

shutterstock_329108501-330x220また、競技人口の拡大や地域振興を視野に入れています。つまり、e-Sportsと普通のスポーツの境目をほとんど無くそうと考えているのです。地元でe-Sportsチームを作るということは、この目的に沿ったチーム作りを大前提に、スポーツとして取り組んでいただきたいのです。プロゲーマーの梅原大吾さんの著作やテレビの取材などを見ると、身体を鍛えたり健康に気を使っていることが伺えます。彼自身も、「ゲーマーのイメージを変えたい」という趣旨のことを言っております。ネガティブなゲームというイメージを払拭するためには、小さくてもいいのでe-Sportsチームを作ってしまい、何かしらの大会や活動をすることです。日本でのメディアの力は大きく、メディアなどで取り上げられるとそこでフックをかけることができると思います。業界から、実際の社会へe-Sportsの看板を持ってコミットしていくことが、さらなるe-Sports発展につながるのでは無いでしょうか。

IMG_0066-1-e1459754298544-96x96e-Sports交流会に関心ありますか?

新人ですが、山崎はラクジョブを運営するビ・ハイアでe-Sports振興に関心のある経営者を集めて交流会を開きたいと思っています。詳しいことはまだ決まっておりませんが、ラクジョブ新聞かメールの方で、詳細が決まりましたら連絡いたします。現段階でご興味がある方は、下のメールフォームからご連絡ください。

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