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2016.04.08 ゲーム e-Sports ゲーム業界発展 御社スタッフを高橋名人のように!業界全体でe-Sportsにコミットしよう!

世界の認識では、ゲームはスポーツです

記事を読んでいただきありがとうございます。この記事はビ・ハイア新人山崎が、e-sportsの日本における発展に向けて何か情報発信ができないかという疑問点から書かれたものです。現在、欧米や中国、韓国などで盛り上がっているe-sportsですが、日本は遅れに遅れてしまっています。格闘ゲーム、FPS、RTSなどのジャンルで大規模な大会が開催されているe-sportsの分野を、少しでも日本で盛り上げることができたのなら、それは大きな業界発展と言えるのではないでしょうか。大事なのは、ゲームを「遊び」や「子どもがやるもの」としてみる日本のゲーム観を覆すことです。e-sportsはその名の通り、ゲームをスポーツという別のジャンルへ変換させたとてつもないムーブメントです。もし日本もe-sportsの波にのるのであれば、ゲームの中にあるスポーツとの共通点に注目して、日本でもデジタルゲーム=スポーツという価値観を普及させていく必要があります。そこで私が考えるた手段としては、ゲーム業界の双方のスタッフの中に埋もれた凄腕プレーヤーを露出させ、スターにすることです。ゲームの開発会社から一躍スターダムに上り詰めた伝説のプレーヤーをご存知ですか?そう、高橋名人こと、高橋利幸さんです。

スクリーンショット 2016-04-07 15.15.19御社から「高橋名人」を生み出す(画像提供元:Amazon)

高橋名人はハドソンの宣伝部に所属していました。コロコロコミックとの協賛イベントを開催中、当時人気だった「チャンピオンシップロードランナー」の実演をしたところ、約2〜300人もの人にかこまれサインを強請られたことをきっかけに、彼の伝説が始まります。同年に行われたスターフォスキャラバンで「16連射」を披露し一躍時の人となりました。いちゲーム会社宣伝部の人間とは思えないヒーローぶりで、彼が歌うCDやライバルとされていた毛利名人との対決映画まで作られました。ゲーム業界の企業から、そうした一流プレーヤーがゾロゾロと出てくるということです。恐らく御社の中にも、特定のゲームに対してすごい技術を持っている人がいます。ゲームが好きでこの業界に入られた方が多いはずです。もし、そのスタッフが得意なジャンルのゲーム、あるいは得意なゲームがe-Sportsの種目などになっていたら、是非会社をあげて出場を応援してあげてください。e-Sports休暇などがあっても面白いかもしれません。もしそうやってゲーム業界全体でe-Sportsを盛り上げ始めれば、海外のゲーム業界同様に近い将来「e-Sports部門」としてプロゲーマーを雇用する仕組みが生まれるかもしれません。

ようやく関心が出てきた日本でのe-Sports

ゲーム フジテレビがe-Sports番組とクリエイターのモチベーション

ようやく日本でも、e-Sportsの周知、普及活動を後押しする波がやってきました。ラクジョブスタッフ榊原が記事で取り上げていましたが、フジテレビがフジゲームスを解説し、e-Sports番組の製作を発表しました。e-Sportsは大きな規模の大会になると優勝賞金は5億〜10億円になります。スポーツ大会と遜色ない賞金です。日本ではゲームソフトメーカー主導で個別タイトルのe-Sports大会は開催されていましたが、海外のような大規模で複数タイトルでの大会開催はほとんどありませんでした。

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ここ最近での規模が大きい大会といえば、日本e-スポーツ協会主催の「第1回 日本eスポーツ選手権大会」です。オンラインFPSのCS:GO、格闘ゲームのGUILTY GEAR Xrd -SIGN-、サッカーゲームのFIFA16が公式種目として開催されました。しかし優勝賞金はCS:GOで優勝チームに25万円、後者2つの優勝者にはそれぞれ10万円と、海外のイベントと比べられないほど低いです。日本におけるe-Sportsの遅れを感じてしまいますね。

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Wiiやスマートフォンの登場によって、今までゲームで遊んで来なかった人たちがゲームビジネスの市場を大きく広げ、デジタルゲームという存在そのものは、すでに我々の生活に根ざしたと言っても過言ではありません。2004年頃に巻き起こった「ゲーム脳論争」は、もうとっくのとうに消えました。あとはどうやってスポーツとしての意識にすり替えるか、そしてe-Sportsに対してビジネスの旨みがあるということをどのように注目させるかというところが課題です。開発会社の方々は、e-Sportsの競技になるようなゲームを作ろうとしなくても、e-Sportsの流れに乗ることができます。先ほど私が言ったようなスタッフを大会に社名を掲げて出場してもらうとか、イベント開催に対して出資するというベーシックな手段だってあります。日本人の価値観は、広告や宣伝に対して猛烈に左右されます。日本のゲームの価値観をスポーツに書き換えるには、ゲーム開発、ゲームパブリッシング業界全体が足並みをそろえて、「スポーツ的側面がある」ということを徹底的にアピールするのが理想ではないかと私は考えます。

IMG_2677-e1455590138351-525x700ラクジョブで「e-Sports」に関心ある経営者様で交流会を開いたら…

ここ最近ずっと思っていたことをようやく言える時がきた気がします。ラクジョブを運営するビ・ハイアのオフィスには、一通りのゲーム機が揃っています。特にMRビル4階のスペースでは少人数ではありますが、交流会が開くことができるほどのスペースもございます。ゲームで熱く戦いながら「e-Sports」に関心のある方々とご一緒できる機会があったらいいなと思っております。詳細はまだ決まってませんし、まだ社長にも話しておりません。過去ラクジョブを運営するビ・ハイアではモンスターハンター大会を開催したこともございました。もし興味のある方は是非メールフォームよりご連絡下さい。

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