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2016.03.02 ゲーム 外注先のニーズが多方面からある注目の仕事について

shutterstock_316820345スマートフォン向けのゲーム開発増加によるニーズの変化

記事を読んでいただきありがとうございます。今回はいろいろな方面でよく聞く案件情報について、特にこういったことができるとうれしいという点について書いていきたいと思います。私もいろんな会社に訪問して話を聞く限り、一番需要があるのは開発・・・ではなくデザイン関係のニーズです。デザインというかグラフィックデザインですね。特にUIや3DCG全般の話で必要としている会社の情報がよく耳に飛び込んできます。2014年までは遊技機の映像制作案件がかなりあって、できるところを探しているという話が多かったんですが、最近はゲームの映像、特にスマートフォン向けの映像制作の話が格段に増えています。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社から『パズル&ドラゴンズ』がリリースされて4年が経過しています。その間にさまざまなスマートフォン向けのゲームが多数発表されては終了していきました。フィーチャーフォン時代に主流であった2Dのゲームから、スペックが上がり操作性も複雑になり、より作りこんだゲームが開発できるスマートフォンが主戦場になってから次第に3Dのゲームが増えていきました。そのため、多くの会社でプログラマーとしてのスキルも転換する必要が生まれましたし、イラストレーター主体の採用方針も3DCGデザイナー採用の比率がどんどん増えています。

もちろんこれまで同様コンシューマーゲームを開発している会社においても3DCGデザイナーの需要は依然として残っており、もともとゲームプログラマー不足の業界において、さらにサーバーエンジニア、インフラエンジニア、データベースエンジニア、ネットワークエンジニアなどなどプログラマー、エンジニア需要は拡大し、それが3DCGデザイナーにまで波及することになりました。

shutterstock_269358050一気通貫で対応できる会社

ではそのような状況下において特に人手不足、外注先不足とされているところはどこでしょうか?まず第一に運営までワンセットでできる会社です。特に実績として月商1億円以上のプロジェクトの運用を経験していることがあれば、多くのメーカーから注目を浴びることになると思います。もちろん受託開発であれば自社ですべてを取り決めて作ったということは少ないでしょうし、完全にその開発会社だけでゲームが売れたというわけではないのですが、それでも開発として経験やノウハウはF2Pのゲームを作って利益を得ようと考えるメーカーにとっては心強いと思います。コンシューマーゲームと違って運用して初めて利益が出るモデルですので、運用の経験、それも月商1億円以上という稼げている部類に入れていいタイトルの運営をしたことがあるのことは、かなり強みになります。

よくメーカーさんから企画があるけどどこかいい外注先はないか、企画から提案できる外注先はないか、運営を任せられる外注先を知らないかという相談を受けます。発注する側からすると開発と運営で会社が別になって契約の手間が増えるというのも面倒でしょうし、開発した会社が運営したほうが中身のことをわかっているんだから問題への対処も早いと考えておかしくはありません。現在一番多い相談がスマートフォン向けのゲーム開発、時点でブラウザゲームであり、いずれも運用とセットになります。だからこそ1社で運用まで対応できる会社じゃないとそもそも契約したくない、発注したくないと思われています。

shutterstock_325889069スマートフォンならではのニーズ

続いて開発ではなくグラフィックデザインのニーズとして最近よく耳にするのが、Unity上でのエフェクト制作です。スマートフォン向けのゲーム開発においてUnityを使うということは、デファクトスタンダードに近い状況が出来上がっています。そしてゲームにおいてなにかしらの演出としてエフェクトをかけることも当たり前のことです。エフェクトのないゲームを探す方が難しいといっても過言ではないでしょう。

それだけひとつのゲームを作るうえでエフェクト制作が必要になってくるのですが、これがなかなか対応できるデザイナーさんが少ないです。AfterEffectsを使用したエフェクトデザインはこれまでのコンシューマーゲーム開発の経験において対応できましたが、Unity上の専門のエフェクトツールを使用した経験のあるデザイナーはまだまだ少なく、弊社の取引先の会社でも需要が供給を上回っており、常にエフェクトの仕事はいっぱいだという話をしていました。それだけニーズはあるものの対応できる人や会社が少ないのが実情です。

一過性の話だととらえられるかもしれませんが、現時点においてはあと数年はニーズが発生し続けるのではないかと思います。特にエフェクト関係はそもそもできる人が少ないことに加え、Unityに専門特化した内容になるので、Unityではない別のツールがとってかわった場合に、経験が全く生きないということはないにしても、専門知識として使い道がかなり減ることは予想されます。そのため積極的に勉強しようという人も少ないです。ですが、そこを逆手にとってUnityのエフェクトツールも使えるし、AfterEffectsを使用したエフェクトデザインもできるし、ちょっとした小物やアイテムデザインもできるようになったり、3DCGツールも勉強して3DCGツール上でのエフェクトも対応可能になればかなり仕事の幅も広がり、くいっぱぐれることが少なくなると思います。

ここでとりあげた以外にも穴場の仕事はまだまだあります。それは次回の記事で取り上げていきたいと思います。もしも今新しいスキルを身に着ける余裕がある、もしくはスキルそのものはあるけど売りにしていなかった、それを軸に営業していなかったという会社様があれば、一度それで知り合いの会社を回ってみてはいかがでしょうか?新しいお仕事の話につながるかもしれませんよ。

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