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2016.02.28 年間300タイトル以上がサービス終了!スマートフォンゲームでヒットを望むことは難しいのか?

/終了するタイトルは年間300以上

記事を読んでいただきありがとうございます。今回取り上げるのはすでにレッドオーシャンと呼ばれるのにふさわしい状況になっているスマートフォン向けゲームタイトルについての話です。ガンホーオンラインエンターテイメントの「パズルアンドドラゴンズ」がヒットして以来、スマートフォン向けゲームのタイトルが一気に増大しました。

その前までフィーチャーフォンを中心としたブラウザゲームから一気に様変わりしたことがつい最近のように感じられます。それがいまやゲームといえばスマートフォン向けのゲームが当たり前で、我々もゲーム開発案件の情報を聞くときは基本的にスマートフォン向けのゲーム開発の話がほとんどです。ついで、ブラウザゲーム、そしてアーケードゲームやコンシューマーゲームといった順番になります。それだけこぞってスマートフォン向けのゲーム開発を各メーカーが行っているわけですが、実際のところ昨年はどうだったのでしょうか?そんな折ちょっと目を引く記事がありましたので、こちらを引用します。

引用開始

最近ではテレビで頻繁に見かけるスマホ向けゲームアプリのCM。それだけ人気となっているということでもあるが、同時に数多くのアプリが供給されており、激しい競争が繰り広げられているのも事実。そして、競争に敗れ、サービスが終了するアプリも多い。2ちゃんねるの「SNSゲームのサービス開始終了日を列挙するスレ」というスレッドをまとめた「ソーシャルゲーム会社別ゲーム配信リスト」というサイトでは、2015年の1年間のあいだにサービスが終了となったスマホ向けゲームがリスト化されている。ネットユーザーが自主的に調査した結果であり、すべてが網羅されているものではないが、そのタイトル数は実に400以上にも及んでいる。

引用終了
R25 年400本のスマホゲームが終了?の危機感 より抜粋

年間400タイトル以上が終了と記載がありこれ自体本当かどうかはわからないですが、実際の値としてそこまで間違っていないでしょう。スマートフォン向けのゲーム情報を数多く取り扱うSocial Game Infoのサイト内においても、今年に入ってサービス終了としてニュース配信された記事数だけでも48記事に上っています。まだ2月が終わろうかという段階で48記事なのであればこの6倍以上のタイトルが年間に終了していてもおかしくないでしょう。そういう意味では年間300タイトル以上終了していてもおかしくありません。

それだけにひとつゲームを出したところで、数多くのライバルとの客の争奪戦に巻き込まれ、そしてたいして成果をあげることなく終了していくタイトルが増えています。ユーザー数がどんどん増えていくという状況が起こっているなら、どんどん新規タイトルを投入していくことも当然ではあると思いますが、ユーザーの増加数以上にタイトル数が増えすぎてユーザーも何が新しく増えたのか気づくまもなく消えていってしまっているような印象があります。

3d Männchen Wegspaltung新規ゲームを乗り換えるためには

これはゲームボーイが出たころに言われていた話ですが、ゲームボーイのように携帯しながら遊ぶハードの場合、長く遊べるゲームソフトがあればそれをわざわざ入れ替えるということをすることが、据え置きのファミコンに比べて少ないといわれていました。入れ替えるのは続編が出たときか有名タイトルが出たとき、もしくは誰かに聞いて面白そうなゲームが発売されていると知ったときぐらいです。特にスマートフォン向けのタイトルであれば課金という要素も加わって、なかなかお金をかけて強くした自分のキャラで遊べるゲームを切り捨てて、新規に配信されたタイトルに乗り換え、一からまたやり直すという事態が起こりにくいことが目に見えています。

「パズルアンドドラゴンズ」「モンスターストライク」のように大ヒットしてプレイ人口も多く、しばらくタイトルが終了になることもなさそうなタイトルであれば、それをやめて別に移るということは少ないと思って間違いないでしょう。お金をかけていなくても時間をかけて強くしたキャラはいるので、いずれにせよ新規タイトルに移るということのハードルがコンシューマーゲームに比べて格段に高いと思います。では、今ゲームを出しても開発費を回収できず終了するだけなのでしょうか?

growing business graph drawn by human handレッドオーシャンでも収益を上げるひとつの例

これまで収益を上げられなかったタイトルの多くは、マス向けのゲームを作り多額の開発費と多額のプロモーション費用を払って集客し、売上につなげようとするモデルがよくありました。それはこれまで何度も取り上げた「パズルアンドドラゴンズ」「モンスターストライク」のような大ヒットを目指しているがため、致し方ない部分があったと思います。これまで出たタイトルとそれほどつくりが変わらず前にやったあのゲームと似ているなと思えばそれをしようと思う気持ちも起きず、それほどユーザーを獲得できないまま終了となってしまいます。これまではプロモーションをかければある程度の顧客が獲得できて問題がなかったのですが、ここまでタイトルの数が増えてしまってはプロモーション費用も上がる一方でなかなか収益化まで持っていくことが厳しくなってしまいました。つまり、マス向けに数億円をかけて作りこみ、マス向けに十数億かけてプロモーションを行って収益を上げるモデルが通じにくくなっています。

ではどうすればよいのか?それはニッチなところに向けてゲームを作ることです。この回答自体すでにゲーム業界では当たり前となっていることではありますが、実際にマス向けに作るよりも開発費用が安くプロモーションも行う場が限られているので、そこまでプロモーション費用も計上する必要がありません。ある程度固定客を見込めるところに、しっかりとゲームを作って提供し、そのゲームをプレイしないと手に入らないような特典を付けてゲームを運営していけばある程度ユーザーもお金を使ってくれます。それこそリアルと連動させても良いかもしれません。

そんな感じでニッチに向けて、かつそのユーザー層がお金を使ってくれるというところを狙って開発していきます。それである程度回収できるタイトルを増やしていけば、10億円かけて作った1本がヒットしなかったという結果に終わるよりも、3億かけて3タイトル作り、チャレンジするほうがリスクも少なく、3つのうちどれかが予定通りに稼ぐことができれば回収もそれほど難しくありません。もちろん大ヒットは狙えませんが、そういったタイトルを作って運営していくのも一つの形ではあると思います。

いずれにせよ、まだまだ面白いゲームは出てくると思いますが、どんな形であれユーザーを楽しませることと、資本主義におけるゲーム会社として収益を上げるということの両面をクリアすることからは逃れられません。であれば、さまざまな視点を持ってゲーム開発をとらえてみるのがよいのではないでしょうか。

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大下周平

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ラクジョブ運営会社代表の清水と大学時代からの友人。ゲームが好き、代表の清水にはじめて『こいつには絶対格ゲーで勝てない・・・!』と悔しがらせた男。彼と代表が対戦して勝てる可能性は5%以下。だが、仕事は別。しっかり代表の下についてアニメゲームマンガの案件情報や求人情報をマッチングしまくり!代表清水以外では最古参、大ベテラン。彼に任せておけば安定のハイクオリティ!

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