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2016.02.03 Googleの持ち株会社 時価総額Apple越え世界一に 日本のスマホゲーム市場の今後は

記事を読んでいただきありがとうございます。今回の話題はGoogleの持ち株会社、「Alphabet」についてです。今日(2月3日)の日経新聞にて取り上げられていたのですが、AlphabetはAppleを追い抜き時価総額首位に躍り出ました。

shutterstock_180805070組織改編し生まれ変わったGoogle

Googleはインターネットの重鎮としてのイメージが定着しています。しかし、2015年の8月にはグループ全体で組織改変をしており、「インターネット上の重鎮」として確立したイメージの更にその先へと組織改編をしていた、という事をご存じでしたか。「Alphabet」と言う名前の法人を新設し、Googleはその傘下に収まる形での新しいスタートを切って約半年が経過しました。今朝の日経新聞には、Alphabetが時価総額世界一になったというニュースが載っています。Alphabetの傘下にあるのはGoogleだけではありません。既存のインターネット事業だけでなく、自動運転やドローン物流、ヘルスケア部門などインターネット事業とは独立している部門(Other bets)も存在します。持ち株会社のAlphabetのもと、新体制で業績を伸ばしています。

採算が取れていなくても月に人工衛星が着陸してしまうくらい、常識外れの進化を起こす

アルファベット社採算の採れていない部門の中には、前例のない領域に挑む部門が多く存在しています。「GoogleX」は研究部門で、人工知能についての研究、空中風力発電などの新しいテクノロジーについて研究開発が進んでいます。「Google Ventures」はベンチャー企業に対する投資機関です。これらの事業は多額の赤字を出していると言われています。Alphabetのトップ、ラリーペイジは、このような分野に挑戦していくことを「Moon shot」と表現しています。つまり、月に人工衛星が着陸してしまうくらい、常識外れの進化を起こして行きたい、という意味です。Googleは1998年に「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセス出来て使えるようにすること」をミッションステートメントとしてスタートした企業ですが、そのゴールはすでに達成されたと言ってもいいくらいネットの世界はgoogle一強になりつつあります。しかしその地位に甘んじることなく、自ら会社を作り変えてよりハードルの高い事へと挑戦し続けようとする姿勢を保っているのです。

shutterstock_144104167日本のスマートフォンゲーム市場は今後Googleのように変化を遂げていくか?

日経新聞にはこんなニュースもありました。国内のスマフォゲーム市場の成長が鈍ってきた、というニュースです。スマフォゲーム全体での売上規模は1500億円を超えるとされていますが、その内の1000億円以上はパズドラ関連です。パズドラをヒットさせたガンホーは像業者の孫泰蔵さんが代表を退きました。さらに、ガンホーは四半期毎に見ると2015 年の1~3月期をピークに3期連続の減収を続けています。スマホの普及と共に市場を拡大し、独占的な地位を獲得していたパズドラですが、スマホが普及しきった現在、これ以上に成長する見込みはあまりありません。成熟したスマホゲーム市場は、大きくヒットを出す事が難しくなりつつあります。

今のスマホゲーム市場の現状は、インターネットを制したGoogleの現状に良く似ているのではないでしょうか。Googleは現在ではあり得ないような世界の実現に向けてイノベーションを起こして行くことを徹底していますが、日本のスマホゲーム市場にも、新しい動きが起こっていくのでしょうか。それを起こすのはガンホーでしょうか?あるいFacebookのように、颯爽と新しい企業が現れるのかもしれません。日本のエンターテインメントを牽引するような存在であるだけに、今後の展開が気になります。

shutterstock_325822952ビ・ハイアはアニメゲーム漫画業界全体に月面着陸を超える変革を起こすつもりです

かくいう弊社ビ・ハイアも、アニメゲーム漫画業界全体に対して大きな変革を起こして行くべく日々活動中です。この「ラクジョブ新聞」も、2ヶ月前にはこのような形で展開していくとは全く予想もしなかった物の1つです。たった2ヶ月ではありますが、更新を続けるほどに業界に良い影響を与えて行っているという手応えを感じています。このように大量の記事を更新し続け、業界の全ての社長が採用や営業についてもっと効率的な方法を見出してくれたら、間違い無く業界全体の売上は劇的に高まって行くはずです。売上だけで無く、1つ1つの会社がコンテンツマーケティングの正しい方法を知って実践すれば、間違い無く今まで以上に会社と人材のミスマッチは消えて無くなるはずです。業界全体がそこまでいけば、もはやラクジョブ(求人広告)もラクビジ(営業代行)もその存在は必要なくなるはずです。その時にはビ・ハイアは今とは全くちがう仕事をしているはずです。

日本のアニメゲーム漫画業界はそのほとんどがプラットフォームを外資に依存している、という記事を昨日更新したのですが、非常に反響が大きかったです。アニメゲーム漫画の中でいくら新しい作品が生まれようとも、プラットフォームが外資、という段階で大枠は決まってしまいます。いくら作品が売れようとも、新しい流行が産まれようとも、利益の大部分はAppleや Googleに持って行かれるのです。そのような構造が変わり、クリエイター、開発会社に正しく利益が還元するようになっていくこと、これが日本のアニメゲーム漫画業界にとって最高の進歩ではないでしょうか。日本のアニメゲーム漫画業界がGoogleを乗り越えてさらにその先へと発展していく日の為に今日もビハイアはフル稼働しています。

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